レビュー

どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す(3/3 ページ)

幻想的な風景を作り出すことで人気の観光スポットとしてウユニ塩湖がある。近所で同じような写真を撮るには、条件が重ならないと難しいが、3COINS「スマホ用反射ミラークリップ」を使えば手軽に同じような写真を撮影できる。

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見慣れた近所の池が、一瞬で「ウユニ塩湖」へ変貌

 撮影に使用したのはiPhone 16だ。デュアルカメラ構成ゆえに、横向き撮影時もレンズの選択に迷うことなく、直感的にミラーの位置を合わせられるのが大きな利点だ。


2枚のレンズしかないので、このように水平に取り付けるだけでOK

 被写体は、一見どこにでもある変哲のない池だ。澄み渡る青空を除けば、特筆すべき美点は見当たらない。


まさに“近所の公園の池”といった様相だ

 ところが、このクリップを装着した途端、平凡な池はウユニ塩湖をほうふつとさせる鏡面世界へと変貌を遂げる。たとえ水面にさざ波が立っていても、ミラーの反射が完璧なシンメトリーを描き出してくれる。

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ウユニ塩湖でもないのに、シンメトリーな写真

まるで水面に波が1つもないような写真を撮影できる

 王道の美しさを追求するだけでなく、視点を変えれば独創的なアート作品を生み出すことも可能だ。


シンメトリー構図にすることで、現実にはあり得ない世界を撮影できる

池の中に上下対称の池が出現した

杭の下に別の世界が広がっている(撮影:濵恭秋、崎はたつさき)

手前にも池が広がっているように錯覚してしまう(撮影:濵崎恭秋)

手袋をつけたり、ボディーペイントをしたりすれば、アーティスティックな写真を撮れるかもしれない

 これなら、ウユニ塩湖のある南米まで酸素ボンベを背負って行かずに済むし、千葉・木更津にある江川海岸や香川・三豊市の父母ヶ浜まで旅行する必要もない。雨降り直後の無風状態を待つ必要もない。いつでも、好きな場所で好きなタイミングでシンメトリー構図の写真を撮影できる。

 唯一の懸念点を挙げるとすれば、ミラー端の仕上げに起因する光の乱反射だろう。


強い光の下では、ミラーの端が光を拾い、写り込んでしまう場合がある

 ミラーに直射日光が当たると、端の部分に特有のギザギザした乱反射が生じやすい。これを防ぐには、木陰などの日陰を選んで撮影するか、日傘で遮光するなどの工夫が必要だ。あるいは、ミラーの角度を微細に調整してレンズからの入射角を変えることで、乱反射の写り込みを最小限に抑えられる。

 多少の工夫は必要だが、それ以上にスマートフォンの写真体験を劇的に拡張してくれるアイテムであることは間違いない。わずか550円で手に入る新しい視点を、ぜひ自身のレンズで体感してほしい。

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