「ANAモバイル」提供開始、月額料金の20%マイルがたまる 1GB~100GBの20プランを用意
ANAグループのANA Xが3月24日、MVNOサービス「ANAモバイル」の提供を開始した。月額料金に対して20%のANAマイルがたまることを特徴としている。料金プランは、音声SIMは月額750円で1GBから月額6900円で100GBまで、データSIMは月額650円で1GBから月額6800円で100GBまでを用意する。
ANAグループのANA Xが3月24日、MVNOサービス「ANAモバイル」の提供を開始した。
ANAモバイルは、ANA XがMVNOとして提供するモバイル通信サービスで、月額料金に対して20%のANAマイルがたまることを特徴としている。
料金プランは、音声SIMは月額750円で1GBから月額6900円で100GBまで、データSIMは月額650円で1GBから月額6800円で100GBまでを用意し、データ容量は20種類から選択できる。1GBあたり250円でデータ容量をチャージでき、追加購入分のデータ容量は3カ月後まで繰り越せる。音声SIMはドコモ回線とau回線、データSIMはドコモ回線を用意し、SIMは物理SIMとeSIMに対応している。
音声通話料金は30秒あたり11円となる。通話オプションとして、5分かけ放題を月額600円で、10分かけ放題を月額850円で、無制限かけ放題を月額1650円で提供する。
マイルは、料金プランと通話オプションの月額料金、データチャージの料金に対して付与される。例えば30GBの音声プランと無制限かけ放題を選んだ場合、月額料金は4300円となり、毎月860マイルがたまる。年間に換算すると1万320マイルがたまる計算だ。さらに、契約初月には500マイルをプレゼントする。
たまったマイルは、ANAの特典航空券に交換できる他、ANA PayやANA Mallなどのサービスでも使用できる。
ANAモバイルは、2027年度の「プレミアムメンバーサービス」ステイタス獲得条件の対象サービスに加わり、ライフソリューションサービス利用数にカウントされる。ANAモバイルを含め4サービス以上の利用でブロンズ、7サービス以上の利用でプラチナ以上のステイタスを獲得できる。
競合「JALモバイル」との違いは?
航空会社が提供するモバイル通信サービスといえば、2025年4月からサービスを提供している「JALモバイル」が記憶に新しい。こちらはIIJmioの「ギガプラン」をJALモバイルのブランドで提供しており、MVNOはIIJになる。対するANAモバイルは、ANA XがMVNOとしてサービスを提供する。なお、MVNEに関する情報は公開されていない。
JALモバイルも月額料金に応じてマイルがたまるが、付与率は一定ではなく、2GBと5GBが25マイル、10GBと15GBが50マイル、25GBと35GBが100マイル、45GBと55GBが130マイルという形になる。単純に付与率だけを比較すると、一律20%としているANAモバイルの方がマイルがたまりやすい。
近年、JALやANAのような異業種によるモバイル通信サービス参入が増えている。自社の経済圏にモバイルを組み込むことで、自社サービスへの満足度を向上させ、継続利用を促すという狙いがある。ANAは航空サービスだけでなく、グループ全体ではでんきやガス、保険、住宅ローンなども提供しており、モバイル通信もユーザーのライフスタイルを支えるサービスと位置付けているようだ。
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