コラム

「任天堂3DSの未使用品、素手で触るなよ」――中古店による「素手持ち」写真が物議 商品ランクの定義とは?(2/2 ページ)

中古店「イオシス」が投稿した、希少なニンテンドー3DSの未使用品入荷を知らせるポストが話題となっている。スタッフが本体を素手で持つ写真に対し、SNS上では「未使用」の定義を巡る疑問が相次いだ。本稿では、販売店独自のランク定義と消費者の感覚のズレ、動作確認の重要性について解説する。

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中古(新古を含む)デバイスを購入する際に気を付けたいこと

 今後、中古(新古を含む)デバイスを購入する際に気を付けたいのは、店によって商品のランク定義が異なるという点だ。イオシスの「未使用品」は、プロの検査によって動作が保証された安心な商品だともいえる。言葉の響きだけで判断せず、その言葉が何を意味し、どんな保証がつくのかを事前に確認することが大事だ。

 一方で、「大手の中古販売店では、動作確認のために通電することは珍しくない」と理解を示す意見や、「写真撮影のために持つ程度であれば未使用の範囲内」という見方もあった。また、「使い古された手袋よりも、よく洗った素手の方が商品を傷つけず衛生的だ」という実務的な視点からの意見もある。

少し言葉足らずだった説明

 今回の3DSは最終的に完売しており、商品の希少価値自体は確かにあったようだ。しかしSNSで誰もが情報を目にする時代では、店の専門的なルールだけで説明を済ませるのではなく、消費者の感覚に寄り添った配慮が求められるはずだ。手袋装着の配慮はもちろん、初心者でも分かるように丁寧な説明が重要視される。

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 今回は「なぜ開封しているのか」「どのように管理しているのか」――この2点の説明が足りていないと感じた人が多いようだ。


イオシスの公式サイト内「ご利用ガイド」には、保証や発送、今回参照した商品ランクの定義が丁寧に明記されている。SNSでの発信においては、「なぜ開封しているのか」「どのように管理しているのか」という説明がなく、結果として説明不足に映ってしまったようだ(出典:イオシスのご利用ガイド)

SNSに投稿された「ニンテンドー3DS アイスホワイト」
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