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「OPPO Find N6」速攻レビュー 折り目は本当にない? AIペンの使い心地からカメラ画質まで徹底検証(2/3 ページ)

オウガ・ジャパンから日本初上陸となるハイエンドの折りたたみスマートフォンが2026年4月15日に発売される。実機をいち早く触れた筆者が、折り目を感じさせない大画面の使い心地や、手書き入力が可能な専用ペンの魅力、作業効率を高めるAI機能、ハッセルブラッド監修の高性能カメラなどを徹底的にレビューする。

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Hasselbladと共同開発した本格クアッドカメラ 画質はいかほどか

 アウトカメラは老舗カメラメーカーのHasselbladと共同開発した「Hasselblad Master Camera System」を採用している。約2億画素の広角、約5000万画素のペリスコープ望遠、約5000万画素の超広角という3つの撮影用レンズと、色温度を検知するマルチスペクトルカメラを組み合わせた4眼構成を持つ。この強力なシステムで東京駅周辺を撮影した。


アウトカメラは老舗カメラメーカーのHasselbladと共同開発した「Hasselblad Master Camera System」を採用。超広角から望遠までをしっかりとカバーできる

 都内の丸ビルと新丸ビルの中間地点(東京都千代田区丸の内1丁目2 都道404号付近)から皇居を背にして東京駅舎を撮影し、画質を確かめた。超広角の0.6倍は昼夜ともに変わらず、夜でも建物や木々のディテールを視認できるレベルに仕上がった。1倍や2倍に切り替えてもクオリティーの差は少ない。3倍の写真は光学ズームの品質の高さが際立ち、夜でも空と街灯の明暗差が自然で、ビルの窓からもれる光もつぶれずに再現できている。スマホのカメラとしてはトップクラスの描写力だ。


超広角の0.6倍は昼夜問わず安定した描写だ。夜間は月こそ鮮明ではないが、建物や木々のディテールは十分に視認できるレベルだ

1倍。メインカメラらしい高いクオリティーで風景を記録できる。後述する2倍ズームと切り替えても画質の差はほとんど感じられず、信頼性の高い仕上がりだ

2倍。1倍から切り替えてもクオリティーに大差はない。解像感を維持しており、被写体を少し強調したい場面でも、画質の劣化を気にせずスムーズに使用できる実用的な画質だ

3倍。光学ズームの品質の高さが際立つ。夜間でも空と街灯の明暗差が自然で、ビルの窓から漏れる光もつぶれすぎず再現。建物や木々の細部まで緻密に描写されており、常用できるレベルだ

 6倍に切り替えても昼夜ともに3倍と同様にきれいな写真に仕上がる。遠くのクレーンの凹凸も分かるレベルだ。しかし10倍以降のデジタルズームでは、夜の写真は補正が入るものの塗り絵のような質感になる。120倍までズームすると建物の細部が分からず、「これが駅舎の窓枠」と言われなければ判別できない厳しい結果となった。

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6倍。3倍同様に鮮明で、遠方のクレーンの凹凸も判別できる。デジタル特有の劣化を感じさせない高品質な仕上がりだ

10倍。夜間はある程度の補正がかかるものの、質感がやや「塗り絵」のようになり始める。とはいえ、駅舎の輪郭や主要な構造はしっかりと確認可能なレベルだ

30倍。倍率が上がるにつれて補正が強まり、ディテールよりも輪郭の維持が優先される。夜景では細部がつぶれがちだが、スマートフォンの画面上で被写体の形状を確認するには十分だろう

60倍では画質の粗さが目立ち、夜間はAI補正による滑らかな質感が顕著になる。ディテールを追求する用途には向かないが、肉眼では見えない遠方の対象を捉える記録用として機能する

最大の120倍で撮影すると、デジタル処理の限界により建物の細部は不明瞭で、夜間は窓枠の判別も困難だ。実力というよりは、超望遠域で「何が写っているか」を辛うじて確認するための性能といえる

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