レビュー

折りたたみiPhoneに近いサイズ感? 「HUAWEI Pura X Max」実機レビュー 横長“パスポート型”が合理的な理由(2/3 ページ)

Huaweiが投入した新型折りたたみスマホ「HUAWEI Pura X Max」の実機をレビューした。展開時に7.7型となる横長大画面は動画やゲームなどのスマホコンテンツを大迫力で消費するのに適する。閉じた際の窮屈さはあるが、折りたたみスマホの新たな方向性を示す合理的なフォームファクターの1台だ。

4眼カメラを搭載 Huaweiらしい自然な色再現

 Pura X Maxはカメラ性能を重視するPuraシリーズらしく、充実の構成をそろえている。5000万画素のメインカメラ(F1.4~F4.0の10段階物理可変絞り、RYYB配列、光学手ブレ補正)、1250万画素の超広角カメラ(F2.2、RYYB配列)、5000万画素のペリスコープ方式望遠カメラ(F2.2、RYYB配列、光学手ブレ補正)の3眼に、第2世代のスペクトルカメラを加えた4眼構成となる。

 スペクトルカメラを搭載する折りたたみスマホはOPPO Find N6に次いで2例目となり、日陰や難しいライティング環境でも適切な色で撮影できるとしている。


カメラは4眼で構成されている

 実際に数枚撮影してみると、Huaweiらしく色再現は自然で、夜景も明るく描写される。暗所ノイズも抑えられており、AI補正が過剰になりすぎない点は好印象だ。3.5倍光学ズームに加え7倍の光学品質ズームにも対応する望遠カメラは、風景やポートレートの撮影でも頼もしい存在感を発揮する。RYYB配列のセンサーは通常配列と比べて暗所での光取り込み量が最大40%多いとされており、センサーの大型化が難しい折りたたみスマホとの相性もいい。

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新型チップを採用するが、5G対応可否は依然として不明

 搭載チップセットはHiSilicon製の「Kirin 9030 Pro」という9コアのプロセッサだ。2025年モデルからプロセッサ名称が公開されるようになったものの、5G通信への対応可否は依然として明記されていない。

 独自OSのHarmonyOS 6.1による最適化も進んでおり、Web閲覧やSNS、写真編集といった日常用途での操作レスポンスは軽快だ。メモリは12GB(典藏版は16GB)と必要十分な容量を確保している。「出境易」アプリからAndroidアプリを動作させることも可能だ。

 バッテリー容量は5300mAhで、7.7型の大画面を備えながら大容量バッテリーをしっかり確保している。一般的な使用であれば1日の利用に余裕で対応できた。充電は最大66Wの急速充電に対応し、対応充電器で約40分で充電が可能。ワイヤレス充電は50Wに対応しているので利便性は高い。


本体はガラスのバックパネルを採用。5色展開となり、ブラックやホワイトの定番カラーの他、筆者の選んだブルーやオレンジといった奇抜なカラーも用意されている

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