コラム

スマホの「SIM組み合わせ」を3カ月で3回も変えた話 楽天モバイル→日本通信→Y!mobileからの移行先を思案中(1/2 ページ)

筆者は通話品質の改善を目的に、楽天モバイルから日本通信へメインの通話回線をMNPで移行した。その後引っ越しにより割引の終了や電波状況の悪化に直面し、データ回線をpovo2.0へ変更した。現在は自宅で快適なソフトバンク回線の通話SIMを模索しており、LINEMOやmineoを検討中である。

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 皆さんはスマホの中に何枚のSIM/eSIMを入れていますか? ほとんどの方が1枚だと思いますが、本誌の読者は複数のSIMを使い分けている人も多いでしょう。以前こちらの記事で解説したように、筆者も使い分けをしています。しかし、ここ最近、環境の変化から契約キャリアの組み合わせが大きく変動したので、今回はそのいきさつをまとめてみました。筆者は職業柄たくさんのキャリアを契約しているのでやや特殊な事例ですが、ぜひ参考にしてください。(料金は全て税込み)

Rakuten Linkの通話品質に不満、日本通信を通話回線に

 2026年の1月まで、筆者は楽天モバイル、日本通信、povo2.0を併用していました。普段は通話もデータ通信も楽天モバイルを使い、電波がつながりにくい場所では日本通信に切り替えます。また、外出先で仕事をする際など、短時間にたくさんデータ通信する際にはpovo2.0で使い放題トッピングを使っていました。


メイン回線は通話もデータも楽天モバイル。電波が弱い場所では日本通信に切り替えていた

 ところが、2026年に入るとビジネス上の電話をする機会が急に増えました。Rakuten Linkは通話料無料がメリットですが、問題は通話品質です。筆者の職場がある福岡市天神のビル街で電話をすると、音声が聞こえづらいことが何度かありました。Rakuten Linkは音声回線を介さない「RCS」という仕組みで通話するため、データ通信の品質が通話品質に大きな影響を及ぼしてしまうのです。

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 そこで、通話回線を見直すことにしました。選んだのは日本通信です。日本通信は標準アプリでVoLTE通話ができ、料金は11円/30秒です。これまで楽天モバイルで使っていた電話番号を日本通信と入れ替えるため、互いにMNPをしました。ちなみにその際、筆者の勘違いにより四苦八苦した記録はこちらの記事にまとめています。

 これにより、契約キャリアは同じながら用途が変わりました。通話回線を日本通信にしてからはトラブルもなく、快適に通話できるようになりました。


通話品質を重視し、日本通信をメインの通話回線に変更。日本通信は標準アプリでVoLTE通話ができ、通話料が安い

 余談ですが、楽天モバイルと日本通信の電話番号を入れ替えた後、楽天モバイルから「【重要】契約事務手数料のご請求額確定のお知らせ」というメールが届きました。どうやら、楽天モバイルの累計契約数が5回線になったため、事務手数料が発生したようです。


楽天モバイルは累計5回線目から事務手数料がかかる。今回の電話番号入れ替えで筆者も5回線を超えてしまった

 筆者はいわゆる「ホッピング」はしませんが、今回のような電話番号の入れ替えや、固定回線の代替として使うために2回線目を追加するなど、気軽に契約してきました。楽天モバイルの使い勝手からすると事務手数料がかかっても不満はありません。ただ、この回線数は2020年4月8日からの累計でリセットされないため、今後は気軽に契約できなくなってしまいました。

地下鉄内でも快適なY!mobileをデータ回線に

 2月以降も、データ通信はこれまで通り楽天モバイルを利用していました。筆者はWi-Fi環境下にいることが多く、モバイルデータ通信の利用は少ないため、少々つながりにくくてもそれほど不満はありません。

 ただ、普段の生活でつながりにくい場所が2つありました。それは「よくランチを食べる地下の飲食店」と「地下鉄空港線の赤坂~唐人町駅間」です。前者は日本通信に切り替えればSNSくらいは見られるため、都度切り替えて回避していましたが、後者の地下鉄は日本通信でもつながりにくいため、諦めていました。


筆者が利用する福岡市営地下鉄では、赤坂~唐人町駅間で楽天モバイルの電波がつながりにくく、つながっても非常に遅い。日本通信に切り替えても厳しいので、この区間は諦めていた

 ところが、ある日たまたまY!mobileを使ったところ、どちらもほぼ快適に通信できたのです。そこで、自宅に余っていたY!mobileをデータ回線に昇格させました。この回線は旧プランのシンプルS(月3GB)で、当時の自宅ではソフトバンク光を契約していたため、おうち割 光セット(A)により月額990円です。

 これまでデータ回線として使っていた楽天モバイルは、解約せずにそのままスマホに入れたままです。月末に容量が足りないときに使えますし、筆者はネット通販を楽天市場に集中させているため、契約しているだけで料金以上のポイントがもらえています。


筆者は楽天市場で買い物をよくするため、楽天モバイル契約者特典で料金以上の還元を得られている

 これにより、通話は日本通信、データ通信はY!mobile、予備として楽天モバイルとpovo2.0を入れておく組み合わせとなりました。ただし、この組み合わせも短命で終えてしまいます。その理由は筆者の引っ越しです。


データ回線は楽天モバイルからY!mobileに変更。筆者の行動エリアではソフトバンク回線が最もつながりやすい印象で、地下鉄内でもおおむね快適だ
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