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» 2006年07月07日 10時00分 公開

DOLCEの不満はすべて解消──ハイエンド機と同機能を持つDOLCE SL

レザーの質感を持つ携帯として独特の世界を築いた「DOLCE」の後継機は、902iSシリーズと同等の機能を搭載した。エルダー層向けのおしゃれな端末という枠にとどまらず、幅広いユーザーにアピールする製品に仕上がっている。

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 ドコモが夏モデルのハイエンドラインアップ、902iSシリーズと同時に発表した「DOLCE SL」は、従来の「DOLCE」が持つ革の質感を継承しつつ、機能は大幅に強化されている。DOLCEでの経験を元に、開発者たちの熱い思いが込められているのだ。

DOLCEユーザーの意見を取り入れ高機能化

Photo 商品企画を担当した通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部 副参事の榊原泉氏

 初代「DOLCE」は、ドコモの2005年秋モデルの一員として、701iシリーズなどと一緒に発表された、質感を追求した大人向けの携帯だ。ワンタッチボタンや大きめのキーなど、エルダー層向けの機能を搭載しつつも、外装に人工皮革を採用するなどデザインを重視して、「らくらくホン」のような端末を持つには抵抗があるユーザーをターゲットに開発された。

 しかしDOLCEは、700iシリーズをベースに開発された企画端末だったため、機能面の制約が大きかった。例えば「iチャネル」や「iアプリ」に対応しておらず、デコメールは受信のみで作成は不可。キャラ電も利用できず、赤外線通信機能や自動時刻補正機能も非搭載で、購入するにはある程度の割り切りが必要だった。

 「DOLCEはフォーマルなスーツやドレスにも似合う皮の質感など、そのデザイン性は大人世代だけでなく20〜30代の男女にも評価していただいた。しかし、機能の面ではやはり不満の声があった」。DOLCE SLの商品企画を担当した通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部 副参事の榊原泉氏は、当時を振り返りこう話す。

 DOLCEを購入したユーザーを対象に行ったアンケート調査で、DOLCEと比較検討した機種は何かを問うたところ、その多くは901iSシリーズの端末だったことも判明した。「多くのユーザーが901iSシリーズと機能を比べ、多機能よりデザインを重視してDOLCEを選んでいた。つまり、逆にデザインより多機能を重視し、DOLCEではなく901iSを選んだユーザーも少なからずいたと考えられる」(榊原氏)

 そこでDOLCEの後継モデルを出す機会があるなら、そのときは革の質感を追求することはもちろん、スペックもハイエンドの90xシリーズと同等にしたいと考えた。そうした想いをくんで生まれたのがDOLCE SLだ。

 「DOLCE SLのSLはSuperior Luxuryの略。機能とデザイン、そしてユーザーインタフェースの3つのLuxuryを追求した」(榊原氏)

「SH902iS」に迫る最新機能を搭載

Photo DOLCE SLのエレガンスホワイト

 DOLCE SLは、型番が「SH902iSL」となっていることからも分かる通り、「SH902iS」とほぼ同等の機能を搭載する。ディスプレイがQVGA(320×240ピクセル)の解像度を持つ2.4インチのVeilView対応モバイルASV液晶である点こそ変わらないが、初代DOLCE(SH851i)と比べると、まったく別物といっていいほどの進化を遂げている。

 特に注目したいのが、OSがSymbianになり、マルチタスクが可能になったこと。例えばモバイルオーディオで音楽を聴きながらメールを書いたり、iモードサイトにアクセスしたりできる。またSH902iSが採用した高速赤外線通信方式「IrSimple」に対応しており、IrDAの約30倍の速度で各種データの送受信ができるのも特筆に値する。

 懸案だったiアプリにも対応し、ゲームを始めとする各種アプリが利用可能になったのも目を引くポイントだ。デコメールは従来読むことしかできなかったが、DOLCE SLではほかの最新端末と同様に作成と送受信に対応した。

PhotoPhoto iアプリに対応しており、写真の「Gガイド番組表リモコン」などのアプリがプリインストールされている。従来は読むことしかできなかったデコメールの作成も可能になった

 iチャネルやプッシュトーク、SD-Audio、画面カスタマイズなど、新しい端末の購入を検討している多くのユーザーが「あってしかるべき」と考える機能はほぼすべてサポートしており、機能面でのトレードオフはほとんどない。もちろん902iSシリーズから新たに提供されている「電話帳お預かりサービス」や「着もじ」「デコメ署名」、SD-Bindingによる一部コンテンツのminiSDへの移行などの機能も盛り込まれた。企画端末という位置づけながら、最新モデルと同等の機能を備えている。

 FeliCa機能も搭載しており、モバイルSuicaやドコモのクレジットサービス「DCMX」、トルカなどのサービスに対応。フルブラウザでPC向けのWebサイトを閲覧することも可能だ。細かなところでは、日本語入力システムがケータイShoin3からケータイShoin4にバージョンアップし、文字の入力効率も上がっている。

 最近使ったアプリやiモードサイト、再生した曲などを履歴から簡単に呼び出せるアクティブマーカーや、不在時の着信や新着メールを知らせるストックアイコンといった便利な機能も装備した。

Photo FeliCa機能も標準搭載した。チップは底面のカメラの下にある。アクティブマーカーやストックアイコンといったSH902iやSH902iSでおなじみの機能も搭載した

DOLCEならではの機能も継承

 もちろん、高機能化に伴ってDOLCEならではのよさが失われているわけではない。メインディスプレイ下に用意された3つのワンタッチキーは健在だ。

 ワンタッチキーには電話番号やメールアドレス、ブックマークをあらかじめ登録しておき、簡単に電話やメールをしたり、ボイスレコーダーやスケジュール、電卓、ブックリーダー、アラーム、テキストメモなどの起動を割り当てておける。[III]キーにはあらかじめダイヤル発信制限とPIMロック、ICカードロックが一度にできる「まとめて簡単ロック」が割り当ててあり、簡単にロック機能を利用可能だ。なお[III]キーに割り当てる機能は、[I]キーや[II]キーと同様にカスタマイズもできる。

DOLCEで採用していた3つのワンタッチキーはDOLCE SLにも用意されている。左からローマ数字で「I」「II」「III」と番号が振られており、IIIにはあらかじめ「まとめて簡単ロック」が割り当てられている。3つのキーにはユーザーが電話番号やメールアドレス、起動する機能などを設定できる

 メニューを大きな文字で分かりやすく表示する「基本メニュー」と一般的な9分割タイプの「詳細メニュー」とに切り替えられる機能も用意した。メールの本文を表示しているときは[I]キーを押すと標準より小さな文字に、[III]キーを押すと大きな文字に切り替える機能もある。相手の声が聞き取りにくいときや場所でも簡単に受話音量の調整ができる「独立音量ボタン」も右側面に位置している。

PhotoPhoto 標準の状態では[決定]キーを押すと大きな文字で簡単に表示する「基本メニュー」が表示されるが(左)、一般的な製品と同じ9分割の「詳細メニュー」も用意されている(右)
PhotoPhotoPhoto 基本メニューから「メールを」選び、受信したメールを表示すると本文は30ドット(詳細メニューからメールを開くと24ドット)フォントで表示される。このとき[I]キーを1回押すと20ドットフォントに、もう1回押すと16ドットフォントに切り替わる。逆に16ドットフォントで表示している際に[III]キーを1回押すと20ドットフォントに、さらにもう1回[III]キー押すと30ドット(詳細メニュー利用時は24ドット)フォントに切り替えられる
PhotoPhoto ダイヤルキーは初代DOLCEのような大きなものではなく、SH902iなどに近い一般的なサイズになっている。右側面の上寄りに「独立音量ボタン」を用意し、通話中でも端末を耳から離すことなく音量を自由に変えられる

 サブディスプレイは0.6インチから1インチに大型化して、96×26ピクセルの表示に対応。時計が従来より大きく表示可能なほか、着もじやiチャネルの文字データ、SDオーディオ再生中の楽曲名やアーティスト名の表示もできる。

PhotoPhoto DOLCE SLの1インチサブディスプレイは96×26ピクセルに2行の表示ができる。時計が大きく表示できるだけでなく、着もじやiチャネル、楽曲名、アーティスト名などの表示もできる

 SH902iSと厳密に比較すると、自動調光センサーを持たないほか、PDF対応ビューアーやドキュメントビューアーを搭載しておらず、音楽再生時間が4時間にとどまるなど、一部異なる部分はあるものの、その機能の高さは902iSシリーズと同等といっても差し支えないレベルにある。

 革の質感が気に入ったなら、迷わずDOLCE SLを選択して間違いないだろう。

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提供:シャープ株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年8月31日