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» 2006年11月27日 09時30分 公開

W41SHから始まる“auの中のシャープ”auに待望のシャープ携帯がデビュー! 「W41SH」の全貌 第3回(1/2 ページ)

他の通信事業者では確固たる存在感のあるシャープだが、auの中では2006年秋モデルで初めて参入したもっとも新しいメーカーだ。シャープにとってauとは、そしてauにとってシャープとはどんな存在なのか。通信ジャーナリスト神尾寿が話を聞いた。

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 ユーザーにとって“端末選び”はキャリア(通信事業者)選び以上に楽しくも悩ましいものだ。特に最近は各端末メーカーがそれぞれ独自の魅力やブランドを持ち始めており、好きなメーカー製端末を代替わりで使い続けるユーザーも多い。番号ポータビリティの開始でキャリア選びが自由になった分、端末メーカー選びの重要性は増してきている。

 そのような状況の中で、シャープはau向け端末を初めて投入した。それは古くからのauユーザーにとっては新鮮な体験であり、番号ポータビリティで他キャリアからauに移るユーザーにとっては安心な要素だろう。

 注目のau向け第1号機である「W41SH」でシャープが目指したものは何か。そして「auの中のシャープ」はどのような方向性に進むのか。

 シャープ 通信システム事業本部 パーソナル通信第四事業部 商品企画部主事の中田尋経氏と、KDDI au商品企画本部 プロダクト企画部 戦略企画グループリーダーの松井伴文氏に、通信ジャーナリストの神尾寿が話を聞いた。

Photo シャープ 通信システム事業本部 パーソナル通信第四事業部 商品企画部主事の中田尋経氏(左)と、KDDI au商品企画本部 プロダクト企画部 戦略企画グループリーダーの松井伴文氏(右)

「シャープらしさ」とは何か

神尾寿(以下神尾) 番号ポータビリティに向かってキャリア同士の競争が激しくなり、一方で端末市場が買い換え中心の循環型になる中で、メーカーの個性が再び重要になってきています。メーカーのブランド、コンセプト、言うなれば“らしさ”のようなものが大切になってきているわけです。あらためて「シャープらしさとは何か」を考えた場合、それはどのようなものになるのでしょうか。

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中田尋経氏(以下中田氏) シャープは携帯電話メーカーとしては後発組になりますから、まず基本とさせていただいたのが『お客様の声を聞く』という姿勢です。その中から、「液晶」や「カメラ」といったデバイス性能を重視した(今のシャープ製端末)の個性を確立して来ました。

神尾 デバイスメーカーとしての強みがあるからではなく、あくまでユーザーの声に耳を傾けた結果としての「液晶のシャープ」であり、「カメラのシャープ」である、と。シャープらしさとは、特定のデバイス性能に偏らないわけですね。

中田氏 そうです。ユーザーのニーズが高く、これからスタンダードになるものは何か、という点が重要です。例えば、今回のW41SHではメールなど、普段よく用いる機能に力を入れてまいりましたが、今後はお客様のご要望を反映し、例えばワンセグ機能など、ユーザーニーズの高いものをしっかりと取り込んでいくことも重要だと考えています。

神尾 なるほど。シャープはユーザーニーズの本流といいますか、王道を歩んでいるわけですね。

 では、視点を変えてキャリアであるauの立場から見た「シャープらしさ」は、どのようなものになるのでしょうか。

松井伴文氏(以下松井氏) KDDIはこれまで(シャープ製端末を)外から見ているしかなかったのですが、その立場から2つの特徴があるメーカーだと感じていました。

 1つは液晶やカメラ、デザインで常に最先端であるということですね。新しい要素を(携帯電話に)積極的に取り入れている。そしてもう1つが、最先端のデバイスやデザインに強いメーカーながら、スタンダードな端末作りもうまくて、(ハイエンドを求めない)普通のユーザー向けにも魅力的な端末を作れるということですね。

 最先端・ハイエンドからスタンダードまで、きちんとした端末が作れるメーカーさんだな、というのが(KDDIから見た)シャープの印象です。

神尾 ところで、auが今年の秋冬商戦モデルでシャープ製端末を導入したのは、やはり番号ポータビリティ対策といった側面が大きいのでしょうか。

松井氏 そうですね。今までは「キャリアの中のメーカー」という状況だったのですけれど、(番号ポータビリティ以後の)これからの時代はキャリアの垣根を越えて、「どのメーカーのどのモデルがいいか」という選ばれ方をするようになると考えています。他キャリアのお客様にauに来ていただく上で、シャープさんに参入していただくことは重要でした。

神尾 一方で、auユーザーの中にも「シャープ待望」の声はあったのでしょうか。

松井氏 もちろん、お客様の要望の中にシャープ製端末を求める声もありました。こういったお客様が番号ポータビリティで(シャープ端末に魅力を感じて)他キャリアに移らないようにする、というのも重要ですね。

再び重要になってきている端末の“基本性能”

神尾 この1年で顕著に感じられるのですが、携帯電話における競争のポイントが変わり始めていますね。今回のW41SHで注力されたメール機能もそうですけれど、携帯電話の基本的な諸機能・諸要素の使いやすさが“端末選び”で重要になってきています。少し前までは、カメラや音楽再生、デザインなど応用的な部分が争点だったのが、もっと基本的な部分の作り込みが端末やメーカーの優劣を決めるポイントになってきています。

中田氏 おっしゃるとおりで、メーカーの立場でも新しい機能を追い求めることは重要ですが、基本的な機能を使いやすくすることが大切だと考えています。

 シャープはau参入前に他キャリアで製品を投入していますが、ではどこがお客様に評価されているかというと、「メールなど基本機能の使いやすさ」のポイントが高い傾向があります。また買い換え時に注目する要素としても、「日常的な使いやすさ」の部分は重要になってきています。

神尾 メール機能の充実はW41SHの重点ポイントでもありますよね。

中田氏 ええ、(W41SHの)メール機能を始めとするUIの使いやすさは、すでにお買い上げいただいたお客様に高く評価されています。ここは今後もさらに強化していきたいですね。

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松井氏 キャリアの側から見ますと、1年くらい前まではカメラの画素数競争や液晶サイズの競争などがありましたね。ただ、そのような風潮の中でもauは(他キャリアに比べて)ベーシックな部分での使いやすさ、UIへのこだわりは重視して、端末ラインアップを用意していました。

 そして今、ちょうどカメラや液晶サイズの競争が一段落して、原点回帰といいますか、基本的な部分の使いやすさが重視されるようになってきているのだと思います。

神尾 なるほど。ではW41SHで使いやすさにこだわったポイントはどこになるのでしょうか。

中田氏 まずはメール利用を軸に液晶の使いやすさにこだわりました。ワイドQVGAを搭載するとともに、ベールビューで覗き見を防止するなど、日常的にメールが安心して使えるようにしています。

神尾 液晶というと、W41SHはサブ液晶をしっかり搭載していることも印象的ですね。最近の端末はサブ液晶を縮小もしくは廃止する方向が多いのに、1.2インチという大きめのモバイルASV液晶を搭載しています。

中田氏 最近のトレンドはサブ液晶を省略して少しでもスリムにする、というものなのですが、昔から携帯電話を使いこなしている方の中には、サブ液晶に根強いニーズがあります。そこでサブ液晶の使いやすさやデザインを見直し、閉じたままでサブ液晶を活用した使い方を提案するものとして、(W41SHでは)訴求しています。

松井氏 KDDIとしてもお客様の幅広いニーズに応える、という点でW41SHが使いやすいサブ液晶を搭載したことを評価しています。スリムやコンパクトへのニーズは確かにありますが、小さくすることで(サブ液晶など)機能を削ぎ落としていくとデグレ感を感じられる方もいらっしゃいますので(笑)

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提供:シャープ 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月10日