ケータイでもここまで撮れる!──「AQUOS SHOT SH003」1210万画素CCDカメラの実力(3/3 ページ)

» 2009年11月09日 10時00分 公開
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多彩なフォーカス機能と高速連写

 ユニークな撮影機能としては「セレクト撮影」に注目したい。このモードでシャッターを押すと、自動的に1Mサイズの画像が高速で9枚連写され、その9枚がサムネイルとして画面に一覧表示される。そして、その表示を見ながら、全カットまたは必要なカットのみを選んで保存できる。動きの速いシーンの決定的瞬間をとらえるのに役立つだろう。また、9枚のサムネイル画面から「ストロボフォト」を選んだ場合には、9枚を1枚の画像として合成した状態で保存できる。

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PhotoPhotoPhoto セレクト撮影で、動くミニカーを高速連写し、全9カットを保存した。好みの1枚を選んでもいいし、9枚を合成して「ストロボフォト」にすることもできる

 フォーカスに関する多彩な機能も見逃せない。フォーカス設定メニューでは、画面上の好きな1点でピントを合わせる「センターAF」のほかに、顔検出AFが働く「標準(人物優先)」や、接写用の「マクロAF」と「マクロ固定」、ピントを無限遠にセットする「遠景固定」の計5モードを選べる。顔検出は最大5人の同時検出に対応するほか、笑顔になった瞬間に自動的にシャッターが切れる「笑顔フォーカスシャッター」の設定もできる。

 さらに特殊フォーカスの設定メニューには、「コンティニュアスAF」と「チェイスフォーカス」の2機能が用意されている。コンティニュアスAFとは、リアルタイムでピントを合わせ続ける機能。チェイスフォーカスとは、動きのある被写体を画面上でタップすることで、その動きに応じてフォーカスマークが自動追尾する機能だ。どちらも、初期設定でオンになっており、ペットや子どもなど、動き回る被写体を撮影する際に活躍してくれるだろう。

Photo 素早く動き続ける動物園のカンガルーも、きっちりと撮影できた。ピントは的確に合焦し、毛並みまでシャープに解像している
Photo ジャンプした決定的瞬間を、スマートリサイズズームを利用してアップで撮影。従来のケータイでは困難だった、こんな動きのあるシーンにも対応できる

大画面液晶を生かしたビューアー機能

 撮影だけでなく、撮影した画像を見るための「フォトビューアー」機能にもこだわっている。フォトビューアーでは、本体またはmicroSDカード内の画像をフォルダ単位で表示でき、一件表示のほかに、約35枚/15枚のサムネイル表示やカレンダー表示、スライドショー表示などを選べる。

 1枚を大きく表示する一件表示の場合には、画面上のタッチ操作でコマ送りや2本の指で触れて開く/つまむピンチ操作でズームイン/アウトができ、顔が検出される人物写真については顔部分のロングタッチでズームアップができる。また、画面が切り替わる際の効果は、ページめくりなどの5種類のエフェクトを選択できる。

Photo データフォルダ内の写真はフォトビューアーを使ってサムネイル表示ができる。サムネイルは35枚または15枚を同時に表示可能。見たい写真をタップするとすぐに全画面表示になる
PhotoPhotoPhoto 全画面表示時に指をスライドさせると、さまざまなエフェクトで写真をめくっていける。左から本をめくるように写真をめくれる「EFFECT1」、写真が手前に拡大され、奥から次の写真が出てくる「EFFECT2」
PhotoPhotoPhoto 箱を回すような感覚で写真を切り替えられる「EFFECT3」、後ろから次の写真が回り込むように出てくる「EFFECT4」、右下にサムネイルを表示しながら次々と写真を切り替えられる「EFFECT5」

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 ディスプレイは、3.4インチのNewモバイルASV液晶で、フルワイドVGA(480×854ピクセル)の表示をサポートする。この大画面とタッチパネルの組み合わせが、カメラ撮影時、そしてフォトビューアーによる写真再生時の操作性を格段に高めている。

 SH003は、撮影の面でも鑑賞の面でも、大画面液晶を備えた薄型のコンパクトデジタルカメラに迫るカメラ性能といっていい。ケータイでも画質に妥協したくないーザーには特におすすめしたい。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年11月29日