コンパクトで大画面、4G対応の高速通信でGoogleアプリも快適な『Motorola RAZR M』の魅力まさにFULL-SCREEN(1/2 ページ)

Motorolaの「Motorola RAZR M」が日本上陸。下り最大76MbpsのSoftBank 4Gに対応しさらにおサイフケータイも利用できる話題のグローバルモデルを、さっそくレビューした。

» 2012年10月29日 09時30分 公開
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 最近のスマートフォンはディスプレイが大型化し、4インチオーバーが当たり前になりつつある。5インチ以上のディスプレイを搭載するものもあり、画面の見やすさが向上する一方で、片手操作が難しいという問題も生じている。

 またスマートフォンはPCと同様に、ビジネスシーンで活躍することも多いせいか、デザインが無難で主張が感じられないものも多い。かと思えば、まるで雑貨やおもちゃのような極端にカラフルな製品もある。選択肢が増えているようで、人と違った個性的なスマホを持ちたいと思っても、なかなか見つからないのが現状だ。

photophoto 「Motorola RAZR M 201M」

 機能もデザインも、そしてディスプレイサイズでも満足できるスマートフォンが欲しい――そんな思いを抱いている人に注目してほしいのが、ソフトバンクモバイルから発売されたMotorola Mobility製の「Motorola RAZR M 201M」。この端末は片手で操作できるコンパクトサイズでありながら、4.3インチの大型ディスプレイを搭載しているのが大きな特徴だ。そして、下り最大76Mbpsの高速通信「SoftBank 4G」に対応し、さまざまなサービスやアプリを快適に使えるのはもちろん、大容量バッテリーや独自の省電力機能により、バッテリー残量を気にすることなく使用できる。

 ボディカラーはブラックとホワイトの2色をラインアップしており、ブラックの背面には防弾チョッキなどで使われるケブラー繊維が使われている。この“編み目”を生かしたデザインも印象に残る。

 今回は、コンパクトで大画面、そして高機能と個性的なスマートフォン「RAZR M」の魅力を詳しく紹介していこう。

手のひらサイズで大画面 そして個性的なデザイン

 RAZR Mの魅力はやはりそのコンパクトさにある。幅は約60.9ミリでスマホとしてはスリム、厚さも8.3ミリ(ホワイトは8.8ミリ)と薄い。フォルムも適度に丸みがあり、手のひらにしっくりと収まって、女性でも片手で楽に操作できる。しかし搭載されているディスプレイは、思いのほか大きい。本体がコンパクトだとディスプレイも小さいのが当たり前だが、RAZR Mは4.3インチディスプレイを搭載した。本体の縁(エッジ)のギリギリまで画面が広がる狭額縁設計が、このコンパクトサイズと大画面の両立を実現しており、バックライトを点灯させると高精細で色鮮やかな有機EL(Super AMOLED Advanced)ディスプレイが目に飛び込んでくる。

 正面投影されたボディに対するディスプレイの比率は68.3%と7割近くが画面。海外で「THE FULL-SCREEN PHONE」と称されているのも納得だ。この広いディスプレイパネルには米Corning社の「ゴリラガラス2」を採用。傷や衝撃に強く、ディスプレイを美しい状態で保つ。

photophoto 手の収まりがよく、片手操作が楽にできるコンパクトサイズ。縁ギリギリまで迫る4.3インチの大型ディスプレイを搭載していて、バックライトが点灯すると全面がディスプレイのように見える

 また背面も、RAZR Mはひと目でそれと分かる個性的なデザインになっている。特にブラックでは、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持ち、防弾チョッキなどで使われるケブラー繊維が使われていて、軽量かつ耐久性に優れたボディの実現に貢献している。こうした特性もさることながら、繊維ならではの網状の模様はファッション性も高く、ほかのスマホとは違った柔らかい手触り感も心地良い。全体的にはすっきりした印象なので、オン/オフを問わず、どんなスタイルにも違和感なくマッチしてくれる。

 ホワイトの背面はケブラーではなくPETが採用されている。わずかに厚みを増すことで強度も持たせ、また編み目のディテールも同じだ。ボディ全体とカラーを合わせたことで、すっきりして洗練されたイメージがより強まっている。こちらも手触りが良い。ブラックは男性的なイメージが強い印象だが、こちらは特に女性からも支持されそうだ。

photophoto ケブラーを採用し、軽く、しかも耐久性に優れたボディを実現。Motorola端末らしいデザインにも一役買っている。ケブラー繊維はブラックのみ採用。ホワイトモデルはボディカラーの統一感を重視してPETを使っている。手触りは似ていて、網目模様も再現。透明感があり爽やかな印象だ

 なお、RAZR Mは防滴性能を備えている。水中に沈めたり、シャワーの水を浴びせたりするようなことはできないが、雨にぬれたり、軽く水滴がかかる程度なら心配はない。生活に密着するスマートフォンだけに、毎日気兼ねなく使えるのはポイントが高い。

次世代高速通信に対応し、Webもアプリも快適に

 RAZR Mは、次世代の高速データ通信サービス「SoftBank 4G」に対応している。AXGPという通信規格を採用しているが、これはLTE規格の1つであるTD-LTEと完全互換とされ、現在は下り最大76Mbpsの高速通信が可能だ。また、3Gでは「プラチナバンド」の900MHzで「3Gハイスピード」、1.5GHz帯で提供される「ULTRA SPEED」にも対応している。ULTRA SPEEDは下り最大42Mbpsの高速通信サービスなので、4G圏外でも十分速く快適だ。携帯電話の歴史そのものといえるMotorola製だけに、RAZR Mの通話・通信機能に関して不安を覚えることはないはずだ。

 実際、RAZR MでWebや地図の閲覧、アプリのダウンロードを一通り行なってみたが、非常に快適だった。試しに「RBB TODAY SPEED TEST」アプリをインストールして速度を計測してみたところ、SoftBank 4Gのサービスエリアでは実測値で40Mbps近くをたたき出した。ネットワークの状況は日々変わるためあくまで参考値としてとらえてほしいが、3G通信では考えられない驚異的なスピードだ。

photophotophoto 「RBB TODAY SPEED TEST」によるSoftBank 4Gの実測値(東京都港区赤坂にあるビル6階で計測)。40Mbps近い通信速度は固定回線に匹敵するスピード。またネットワークの応答速度を表すPING値の速さにも注目

photo 各種電子マネーやポイントアプリはもちろん、モバイルSuicaにも対応。フィーチャーフォンで使っていたおサイフサービスをスマホでも継続して利用できる

 端末の動作に関しても、1.5GHz駆動のディアルコアプロセッサーを搭載していて、期待通りのスピーディな操作が可能だ。SoftBank 4GやULTRA SPEED、そしてサクサクとした処理能力が相まって、非常に快適に操作でき、ストレスは感じない。12月15日からは、端末をモバイルWi-Fiルーターとして使えるテザリングも解禁される。外出先でノートPCを使う機会が多い人や、複数の回線をまとめて通信料金を節約したい人にお勧めしたい使い方だ。

 なお、RAZR Mはグローバルモデルであるにも関わらず、日本向けにはおサイフケータイに対応している。日本国内、特に都市を動きまわる際に、おサイフケータイは欠かせない機能になりつつあり、それに対応してくれているのはありがたい。フィーチャーフォンからも安心して乗り換えられる。

Googleのサービスをいち早く快適に

 ここからは、中身のアプリやユーザーインタフェースについてみていこう。

 RAZR Mのホーム画面は、初期状態では1枚だけのシンプルな構成だ。画面上部にGoogleの検索ボックスのほか、時計や天気、不在着信などが分かる3つの円がつながった「サークルウィジェット」が配置されている。このサークルウィジェットは触れるとアラームを設定したり、より詳細な天気予報を確認したりできる。また、それぞれの円の下部を下にフリックすると、円がクルリと回転してアナログ時計を表示したり、ウィジェットの設定ができたりする。回転がなんとなく楽しく、ついつい触れてしまう、実用的だが楽しいウィジェットだ。画面下部に並ぶアイコンやフォルダは、長押しして場所を移動させたり、別のものと入れ替えて使いやすくカスタマイズできる。

photophotophoto ホーム画面は左右に設定ページがあるが、初期状態は1ページ。左隣のページにはよく使う機能の設定ページ、右隣にはホーム画面の管理ページがある

 ホーム画面の右隣のページには管理画面があり、ページを追加・削除したり、並び順を変えたりできる。また左隣ページには「クイック設定」画面があり、マナーモード設定やWi-Fi、Bluetooth、GPSなどののオン/オフが可能。ホーム画面からワンフリックで設定画面にアクセスでき、素早く設定を切り替えられる。ステータスバーから通知パネルを引き出し、設定アイコンから設定メニューにアクセスする方法も簡単なのでお勧めだ。

photophoto サークルウィジェットは回転させて別の表示にできる(写真=左)。ホームにはGoogleのサービスを集めたフォルダがあり。ここから各種サービスを素早く起動できる。もちろん、自分でフォルダを作成してアプリを入れることも可能だ

※ SoftBank 4Gは通信規格としてAXGPを採用しています。SoftBank 4G は、当初の第3世代移動通信システムに比べて相当な水準の改善を提供する技術に対しても4Gの呼称を認めるという国際電気通信連合(ITU)の声明に基づき使用しています
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月11日