2012年以降、通信キャリアが相次いで4Gの高速データ通信サービスを開始したことにより、続々と対応モデルが増えている。その例に漏れず、203SHもソフトバンクの高速データ通信「SoftBank 4G(AXGP)」に対応する。スペック上の理論値は下り最大76Mbpsだが、実際にはどれくらいのスピードが出るのか? まずは、気になる通信速度を測ってみよう。ここでは、定番アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使って通信速度を計測した。計測条件は以下のとおりだ。
測定の結果、平均速度が最も速かったのは世田谷区奥沢で、下り27.07Mbps、上り5.41Mbpsを記録した。1、3回目こそ下り10Mbps台に留まったが、それ以外では下り26.56、39.3Mbpsの好記録を連発。2回目に記録した下り41.94Mbpsは、今回のテスト全体を通しての最速記録だ。
自由が丘駅と渋谷駅は4Gの利用者が多いためか、世田谷区奥沢ほどのスピードは出なかったが、それでも下り10Mbps前後を安定して記録している。渋谷駅で実施したテストは、人が多い時間帯ということもあり、やや記録が振るわなかったが、それでも下り10Mbpsに迫る、9.4Mbpsの好成績を残した。
測定場所 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
世田谷区奥沢(屋内) | 下り(Mbps) | 13.36 | 41.94 | 14.22 | 26.56 | 39.3 | 27.07 |
上り(Mbps) | 7.94 | 4.96 | 5.04 | 5.54 | 3.61 | 5.41 | |
自由が丘駅(屋外) | 下り(Mbps) | 14.96 | 12.98 | 14.1 | 12.29 | 14.94 | 13.85 |
上り(Mbps) | 3.78 | 4.23 | 4.37 | 3.74 | 2.76 | 3.77 | |
渋谷駅(屋外) | 下り(Mbps) | 8.23 | 7.98 | 10.38 | 9.75 | 10.7 | 9.4 |
上り(Mbps) | 2.32 | 2.17 | 2.46 | 2.84 | 1.79 | 2.31 | |
以上は数値上の結果だが、実際に使用しても不満を感じることはなかった。安定した通信環境であれば、Webページの読み込みで待たされることはなく、TwitterやFacebookアプリの読み込みもスムーズ。また、容量が比較的重い電子書籍版のコミックを購入してみたところ、わずか30秒ほどでダウンロードできた。
快適にWebを楽しめる通信性能を備えていることは分かった。では、操作感を左右するもう1つのポイント、「CPUの性能」はどうだろうか。
203SHは、Qualcomm製のクアッドコアCPU「APQ8064」(1.5GHz駆動)を搭載する。処理の負荷に応じて必要なエンジン(コア)数を調整するなど、省エネにも配慮した仕様のチップセットだ。ここでは、このCPUの性能をベンチマークの定番アプリ「Quadrant Professional Edition」で調べた。5回計測した結果が以下だ。
項目 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
---|---|---|---|---|---|
総合 | 7674 | 7608 | 7570 | 7682 | 7511 |
CPU | 17383 | 17362 | 17645 | 18020 | 17958 |
メモリ | 9851 | 9934 | 9851 | 9879 | 9557 |
データの読み書き | 7936 | 7493 | 7142 | 7316 | 6824 |
2D | 1000 | 1014 | 1006 | 997 | 1006 |
3D | 2199 | 2236 | 2207 | 2197 | 2209 |
スコアを見ると、「総合」が安定して7000以上を記録している。参考として、デュアルコア搭載機と比較してみると、こちらのスコアは5900〜6000程度。約1000ポイント、デュアルコアCPU搭載機を上回った。
「CPU」のスコアにも着目したい。デュアルコアCPU搭載機は9500〜1万程度の記録に留まったが、203SHはそれをはるかに上回る1万7000〜1万8000を記録。ここでも、203SHのクアッドコアCPUの性能の高さを実証できた。
スマホを選ぶうえで、もう1つ押さえておきたいのが「カメラの性能」だ。「メールと電話の次に使うのがカメラ」という人は多いのではないだろうか。
203SHは、現行機種ではトップクラスとなる1630万画素CMOSカメラを搭載する。ノイズが少なく色再現性が高い画像処理エンジン「ProPix」を備え、鮮明な画質を実現したほか、裏面照射型CMOSセンサーを採用し、暗いシーンでの撮影力も強化した。
203SHのカメラを語るうえで欠かせないのが、「光学式手ブレ補正」だ。これは、レンズを駆動させることで検出したブレを補正する機能で、「電子式手ブレ補正」と組み合わせることで、暗いシーンでもブレの少ない写真を撮影できる。さらに、「シャッター」などと端末に話しかけてシャッターを切ったりできる「Voice Shot」に対応。これを夜景など暗いシーンで撮影する際に活用すれば、シャッターキーを押す際に生じるブレを防げる。
「Voice Shot」はシャッターを切る以外の操作にも対応する。例えば、「明るくする」「明るくして」と話しかけると明るさを調整できる。また、「ズームイン/アウト」「もっと大きく/小さく」でズームを調整したり、「カメラ切り替え」でインカメラ/アウトカメラを切り替えたりすることも可能だ。
ブレを防ぐための配慮も充実しているが、いつ来るか分からないシャッターチャンスに対応するための機能にも抜かりない。203SHは、最速で約0.4秒の高速起動が可能(ホームアプリ「Feel UX」のウェルカムシートから起動した場合)。さらに、約0.3秒というタイムラグで連続撮影が可能なので、わずかなチャンスを確実にものにできる。
撮影シーンをカメラが自動で認識し、最適な設定で撮影できる「シーン自動検出」も強化された。SNSなどネットにアップロードする機会が多い「料理」の認識率を高めたことで、手軽に鮮明な料理写真を撮影できるようになった。
16倍のデジタルズームに対応するほか、風景など幅の広い被写体を撮影するのに適した「パノラマモード」も利用可能。インカメラにも120万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用しており、自分撮りでも美しい写真を撮影できる。
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月31日
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