カーナビタイム for Smartphone、どうだった? “進化するナビ”の実力とこだわり快適さの裏にある技術(1/2 ページ)

カーナビタイム for Smartphoneのリアルタイム情報と精度の高いルート検索機能により、快適な鎌倉ドライブが楽しめたというジャーナリストの神尾寿氏とアプリソムリエの石井寛子さん。快適なドライブが実現できた秘密をナビタイムジャパンの大西啓介社長が明かす。

» 2013年04月22日 10時00分 公開
[神尾寿,PR/ITmedia]
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 急速に進化するスマートフォン向けカーナビゲーションの世界。その中でもナビタイムジャパンの「カーナビタイム for Smartphone」は、単に技術的に優れているだけでなく、日本の道路環境で実際に使う上で、まさに“かゆいところに手が届く”ものになっている。

 カーナビタイム for Smartphoneを実際に使ってみて、どんなところが便利だったか。そして、ナビタイムジャパンではどのような点に腐心してアプリやサービスを作りこんでいるのか。鎌倉での試乗テストを終えて、ジャーナリストの神尾寿、アプリソムリエの石井寛子さん、ナビタイムジャパン代表取締役社長の大西啓介氏の3人で、カーナビタイム for Smartphoneの実力とこだわりについて対談した。

Photo 左からアプリソムリエの石井寛子さん、ナビタイムジャパン 代表取締役社長の大西啓介氏、ジャーナリストの神尾寿氏

豊富なリアルタイム情報で、予想時間の正確性を実現

――(聞き手:神尾寿) 鎌倉への実走テストでは、カーナビタイムのリアルタイム渋滞情報を「使う」「使わない」で、ルートや目的地到着時間に明確な差が出ましたね。

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大西啓介氏 今回はオンデマンドVICSやプローブ情報など、リアルタイム渋滞情報の効果が現れましたね。実際に我々が乗ったクルマは(カーナビタイムの)リアルタイム渋滞情報を使ったわけですけれども、その際に「あれ、このルートでいいのかな?」と思うところがありました。しかし、ナビの指示どおりに走ることで、きちんと渋滞が回避できたわけです。

―― 首都高速湾岸線と羽田線の併走区間ですね。

大西氏 そう。一般的には湾岸線をまっすぐ進んだ方が速いし(ルートとして)素直なのですが、羽田線に入って大黒ジャンクションから湾岸線に入るというルートを指示しました。なぜ、わざわざ羽田線を通すのかと思ったのですが、実際に走ってみると、湾岸線側が渋滞していました。私が言うのもおかしいのですけれど、ちゃんとリアルタイム渋滞情報が活用されているのだなぁと実感しましたね。

―― 私が今回のテストで印象的だったのは、目的地までのトータルの渋滞情報もしっかり見ていて、直近に渋滞があってもその距離が短ければ、あえて渋滞に向かうようなルートも引いたことですね。その好例だったのが、スタート地点の青山から鎌倉まで、第三京浜ではなく首都高速の都心環状線から羽田線・湾岸線方面に誘導したことでしょう。第三京浜経由の方が目的地までの距離が短いし、都心環状線には部分的な渋滞がありました。しかし、当時、第三京浜やその先の一般道には渋滞があって、あえて“遠回りの上、都心環状線の渋滞に突っ込んだ”我々のクルマの方が目的地まで速く到着したわけですから。

大西氏 都心環状線で渋滞にハマった時は、私はドキドキしましたけどね。しかし結果として、谷町ジャンクションまでの渋滞を越えたら、その先の渋滞区間は併走路をうまく使いながら回避できました。そういったトータルでの判断が働いたのだと思います。

 カーナビタイムではリアルタイムのVICS情報と独自のプローブ情報を用いて、渋滞の発生・通過までにかかる時間を類推しています。また、路上のVICSセンサーがないエリアでは、プローブ情報を用いるほかに、周辺の人口密度なども見て所要時間を計算しています。

―― 人口密度が渋滞予測に影響するのですか?

大西氏 ええ。人口密度が低いエリアの方が高いエリアよりも、道路の太さが同じでも平均車速が速くなるのですよ。この人口密度と平均車速の関連性は、都市部と地方の違いや、その他さまざまな要素があるのですが、その傾向が我々の研究で分かってきました。ですから、そういった情報も踏まえて予測計算することで、より正確性の高い渋滞回避や目的地到着予想時間の算出が可能になります。

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石井寛子さん 私がびっくりしたのが、まさにそれなんですよね。目的地までの到着予想時間が、ほとんどずれない。ピタリと当たっているのがすごいと思いました。カーナビの到着時間って、時間の経過とともにずれていくイメージがあって。

大西氏 リアルタイム情報を使うことで、目的地到着予想時間の誤差はずいぶん小さくなっていますね。例えば、クルマで30分程度のルートであれば、到着予想時間の誤差5分以内に着く確率は90%以上になっています。目的地までの距離にもよりますが、休憩などを差し挟まなければ、目的地到着予想時間の誤差は数分以内といったレベルまで高精度になっています。

―― ドライブですと、「いつ到着するか分からない」は不安ですよね。家族旅行でもデートでも、クルマで時間が読めるかどうかは、けっこう大きいですよね。

石井さん そうですね。10時から映画を見ようと思っている時に「間に合うかどうか分からない」とかですと、計画が狂ってしまいますから。(クルマ移動の)時間が読めれば、移動中に次をどうするか、追加で遊びをいれられるかどうかなどが分かりますし(笑)

専門のデザインチームが作ったUIと地図

―― 渋滞予測・回避の精度の高さは今回の試乗で効果がよく分かった部分でしたが、それ以外で、カーナビタイムの優位性を改めて感じた部分はありますか。

石井さん 実は、ドライブにカーナビアプリを使うのは今回が初めての経験だったのですけれど、地図や交差点拡大表示の見やすさは、実際に試してみて改めてすごいと思いました。スマートフォンのアプリなのに、ちゃんとしたカーナビなんだなぁ、と。

大西氏 “直感的に分かりやすいように”という部分には、かなりこだわって作っていますからね。

―― カーナビタイム for Smartphoneは特にそうなのですが、実際に使ってみると、“カーナビゲーションのUIを単にスマートフォン用に小さくしただけ”ではないことがよく分かりましたね。細かな部分で、スマートフォンのUI環境を意識したデザインになっていると思います。

Photo ナビタイムジャパンの大西啓介社長が自らカーナビタイム for Smartphoneのこだわりポイントや特長をアプリソムリエの石井寛子さんと、今回の実走レビューを担当した神尾寿氏にレクチャー。江ノ電が走る七里ガ浜にて

大西氏 そこはこだわっていますからね。社内のデザインチームが、実際にクルマを走らせてUIデザインを作り込んでいます。例えば基本的なところですと、(開発中の)室内で画面を見たときと、クルマに乗って屋外の環境で画面を見たときでは、見え方が異なるのです。ですから、実走行テストを繰り返し、屋外のクルマの中でも見やすい配色はどのようなものか、運転中に使いやすいデザインはどのようなものか、といった点を丹念にチェックしています。

―― そこは重要なポイントですね。クルマで使うものは、きちんと実走行環境下を意識して作らないといけませんから。

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大西氏 ええ、そのとおりです。そのほかにも、走行中にはスムーズな処理が必要ですからデータ容量は軽くしなければいけないのですが、一方で、(運転中でも瞬時に判別できるように)見やすさを損なってはいけない。このあたりのバランスを取るには、しっかりと実走テストをしつつ、デザインを作り込んでいく必要があります。

―― 運転中の利用を想定すると、地図やナビゲーションにおける「情報の取捨」が大切になります。何でもかんでも情報を盛り込めばいいのではなく、地図上に何を表示するのか情報を選ぶ必要がある。特に画面サイズが4インチ前後となるスマートフォン向けカーナビですと、ここが重要です。

大西氏 実はナビタイムには「地図改善プロジェクト」という専門チームがあります。地図データそのものは地図会社から購入するのですが、我々は「徒歩用」「自転車用」「クルマ用」で、すべての地図の見え方を変えているんです。

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提供:株式会社ナビタイムジャパン
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年5月5日

カーナビタイム for Smartphoneの魅力はコレだ!

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