「さらっとスマチェン」だけじゃない！ ヘビーユーザーも納得の超高機能――「ELUGA P P-03E」ブロガーイベントリポート：多機能タッチアシスト（ホバー）＋モバイルNo.1カメラ（2/3 ページ）

[ITmedia]

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　「ELUGA P P-03E」のブロガーイベントに参加したブロガーたちの目に、ELUGA Pはどう映ったのだろうか？　イベント後に書かれたブログから、開発陣らの説明に対する反応、また実際にELUGA Pを使ってみた感想などを紹介していこう。

先端技術を盛り込んだ“全部入り”スマートフォン

　「いいかも」のnaakeeさんは当初、「ケータイモードという今までの携帯と同じインターフェイスで使える様な設定を持っています。なのでらくらく系かなと思ってました」という印象を持ったという。しかしブロガーイベントで開発陣の説明を聞いて、「最新技術の全部入りで非常に興味深い端末でした」と振り返り、「先端技術の面白い物が沢山盛りこまれています。（中略）やはり『物づくり日本』という、最先端技術を見る事が出来て改めてMade in Japanの良さを再確認しました」と感想をつづっている。

　また特に力が入っているカメラ機能について「カメラだけでもこのスマホを使う価値がありそう」と高く評価。ブログではほかの機種との画質比較なども行ってくれている。

ホームボタンの素材にこだわった機種は聞いたことがない

　「MOBILEDATABANK」のホセさんは、イベントのリポートを3ページに渡って掲載。特にELUGA Pの片手操作にこだわったサイズとデザイン、機能について「いかなる操作も片手で利用できるように工夫され、上の方の片手では指が届かない部分に届くように、画面を下げるシステムや、さらに2画面で別々の機能を同時に使えるように作られています。野中氏によると、電源キーを押さなくても全ての操作ができるようにしたそうです。持ち替えしなくていいのは良いですね！！」と好感を持ったようだ。

　「RINGO-SANCO」のFujiryuさんは、ELUGA Pがそのラウンド形状のためにバッテリーカバーの裏側を成形後に切削加工していること、また分解された端末の実物が展示されたことについて、「決して通常は見えない内側のデザインを追求してこそ外観の理想のフォームファクターが実現されるのだと改めて感じさせられます。この展示はパナソニックの自信の表れなんだと思います」と感想をつづっている。

イベントでは分解したELUGA Pも展示

「ブラックジルコニア」を採用したホームボタン

　またレビューでは、物理キーのホームボタンに「ブラックジルコニア」と呼ばれる硬い素材が使われている点に注目。「ジルコニア（ZrO2）は、耐摩耗性に優れているため歯の被せ物や航空機の部品にも使われる酸化物で、パナソニックによると、一番使用頻度の高いホームキーに採用したとのことです。スマートフォンは数あれど、ホームボタンの素材にこだわった機種は他に聞いたことがありません。ブラックジルコニアキーは、デザインも横に長くどこでも押すことができるので、ユーザービリティも向上していると思います」と評価している。

「タスクマネージャーPLUS」「ワンハンドPLUS」など便利機能も充実

　これまでに10本以上のELUGA Pレビューをブログに掲載している「伊藤浩一のWindows Phone応援団」の伊藤さんは、「今回のELUGA Pイベントは、技術的な説明が非常に充実しており、楽しいイベントでした。開発者の熱い想いを聞くことができ、貴重な時間を過ごすことができました」とイベントの内容にも満足している様子だ。

　レビューの内容は初期設定からアプリ・周辺機器の使い方まで多岐に渡り、ELUGA Pをフル活用しているとのこと。例えば複数のアプリを切り替えるELUGA P独自の「タスクマネージャーPLUS」について、「Android標準のタスク切り替え機能より便利なため愛用しています。Android標準機能のように、サムネイルで画面全体に表示されるのではなく、画面下にアイコンで表示されるため、素早くアプリの切り替えが可能です」と高く評価している。

「ワンハンドPLUS」は、画面上部のボタンを押したりリンクをタップしたりする際に便利

　イベントに臨むパナソニック モバイルの開発陣から「目からやったるでオーラを感じます」という「Xperia非公式マニュアル」のマサオさんは、ELUGA Pの「ワンハンドPLUS」に興味を持ったようだ。

　ブログでは「そしてワンハンドPLUS機能がちょっとおもしろくて、画面の一番下から上部にスワイプすることで画面が下にスライドして操作がしやすくなります」と、タッチアシスト（ホバー）機能とともに、動画を交えてその使い勝手を説明してくれた。

　「せうの日記」のせうさんは、ELUGA Pについて「『初心者にこそハイスペック』を地で行くモデル」としたうえで、「システムメモリー（RAM）は2GB、内蔵ストレージ（ROM）は32GBと、余裕を持った設計になっています。スマートフォンになれてきたら、ホームアプリを含めて、アプリの入れ替えも自由自在にできます。（中略）ELUGA Pは、スマホ初心者から入っても、同じ端末でステップアップを図れるという点が素晴らしいと思います」と高く評価。

　また実機を1週間ほど使ってのレビュー内容では、「画面の下中央から画面をスワイプすることで画面が下に降りてきて、画面上部がタップしやすくなる『ワンハンドPLUS』も便利」といった使い勝手の良さに加え、ベンチマークテストの結果も交えることで、その性能の高さを認めている。

他社よりも対応している機能が多い「ホバー」

　またELUGA Pを「現在メイン端末として使っています」という「GAPSIS.JP」のGaAppsさんは、端末の仕様やイベントの様子を3ページにわたって詳細に掲載。参加者と開発陣の間で行われた質疑応答も詳しくリポートされており、ELUGA Pのホームキーが物理キーで、戻る／メニューキーがセンサーキーの理由や、液晶保護シートを貼ってもタッチアシスト（ホバー）機能が使えるのかなど、気になる質問の答えを知ることができる。

画面に触れなくても操作ができるホバー機能。写真は、フィットホーム設定時に、アプリアイコンの上に指を置くと、アプリの説明が表示されるというもの

　タッチアシスト（ホバー）機能について「かげのぶろぐ」のかげさんは、「そんなことできるの？　と思ったのが15mmの近接感知」という印象を持ったという。しかし開発陣の説明を通じて「パソコン用のペンタブレットなどでは、ペンをある程度近づけるとマウスカーソルが表示されますが、あれと同じようなことを指で実現しています。しかも15mmまで近づければスマホが反応してくれます。もちろんアプリの対応は必要ですが、他社よりも対応している機能が多いですね」と、その便利さと機能の豊富を実感したようだ。

「お部屋ジャンプリンク」にも対応

　ELUGA Pは、HDD／BDレコーダー「DIGA」の対応機種と連携した「お部屋ジャンプリンク」という機能にも対応している。これは、DIGAで録画した番組を自宅のどこに居ても視聴できるもの。かげさん宅にあるDIGAは「調べてみると対応機種でした。ということで、実際に設定してお風呂で録画した番組を視聴」とのことで、お部屋ジャンプリンクを楽しんだようだ。