ここまで芸術的に人物を撮れる! HUAWEI P10/P10 Plusで一歩進んだカメラライフを(2/4 ページ)

» 2017年06月12日 10時00分 公開
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芸術的ボケ味とは?

 「ポートレート」を有効にすると、ビューティーレベルの下にもう1つアイコンが現れる。それが「芸術的ボケ味」だ。

HUAWEI P10 Plus ビューティーレベルの下にあるのが「芸術的ボケ味」。オンにしてみた。

 P10 Plusはダブルレンズを使った「ワイドアパーチャ」機能が特徴の1つで、それをオンにすると背景や前景をボカした写真を撮れる。2つのレンズのわずかな視差を利用して、どこをどうボカすかを決めるのだ。

 「ポートレート」はその代わりに「芸術的ボケ味」機能を使える。ポートレートならではの背景ボケを作ってくれるのだ。

HUAWEI P10 Plus 芸術的ボケ味オフ
HUAWEI P10 Plus 芸術的ボケ味オン

 背景がきれいにボケて人物がより浮かんでくる感じが分かるかと思う。背景も一緒に撮りたいとき(どこで撮ったかを強調したいときとか)はオフ、そうじゃないときはオンと使い分けるのがいい。

 芸術的ボケ味の写真をもう1つ。それは室内。室内でさりげなく撮ったら……予想以上にきれいに撮れたのである。背景はしっかりボケるし、暗い分感度は上がったけどノイズは全然目立たないし、すごくきれい。

HUAWEI P10 Plus 肌の透明感がたまらん

 P10 Plusではダブルレンズによる視差を利用して、顔を3D認識し、顔の形状を立体的に解析して処理しているそうだ。どうりでナチュラルな処理になっているはずだ。

アーティスティックに攻めるならワイドアパーチャ

 もちろん、ワイドアパーチャ機能も忘れてはいけない。ワイドアパーチャを使えば背景のボケ具合をコントロールできるので、よりアーティスティックに仕上げられる。

HUAWEI P10 Plus ポートレートの隣にあるアイコンがワイドアパーチャ。右上に「0.95」とあるのが仮想的な絞り値

 0.95が一番大きくボケた状態。タップしたところにフォーカスを合わせ、その場で絞り値を動かしてもいいが、再生時に調節できるので、取りあえずフォーカスだけ合わせておいて、後から仕上げるのも楽しい。

HUAWEI P10 Plus F0.95で仕上げてみた。背景が大きくボケているのが分かる

 ワイドアパーチャで撮った写真をギャラリーで見ると、ワイドアパーチャの象徴である絞りのアイコンがある。それをタップするとワイドアパーチャ効果を後からかけられる。

HUAWEI P10 Plus ワイドアパーチャ効果を後からかけてみる
HUAWEI P10 Plus 絞りを16まで絞った状態が、ワイドアパーチャをかけてない状態。これがもとの画像だ
HUAWEI P10 Plus
HUAWEI P10 Plus ワイドアパーチャで撮ると、初期状態で4.0となる。これを基準に、よりボカしたりくっきりさせたりする(写真=左)。さらに、ボケている背景に対してフィルターをかけることができる(写真=右)
HUAWEI P10 Plus 背景を大きくボケさせて、さらに背景の色を抜いてみた

2倍ズームでも画質がほとんど落ちない

 P10 Plusのレンズは35mmフィルム換算で27mm相当という広角レンズになっている。広角なので大勢で撮ったり、室内の狭いところで撮ったり、風景を撮ったりするのはいいが、ポートレートを撮るときはもうちょっと望遠が欲しかったりする。

 そんなときはデジタルズームの出番。ポートレートの時は2倍までのデジタルズームが効く。2倍なら56mm相当なので、ポートレートを撮るにはちょうどいい。

HUAWEI P10 Plus 2倍のデジタルズームをかけてみたの図

 では同じ位置で撮り比べだ。

HUAWEI P10 Plus ズームなし
HUAWEI P10 Plus 2倍デジタルズーム

 このデジタルズームは2倍ならほとんど画質が落ちないのだ。デジタルズームというと、ディテールがもやっとなったり、わさわさしたり、ざらっとしたりというイメージだが、P10 Plusのデジタルズームはそれがないのである。

 なぜか。これは、2000万画素のモノクロセンサーのおかげ。2000万画素で記録した情報を1200万画素に切り出すことで、画質劣化を抑えることができるから。P9のモノクロセンサー1200万画素から2000万画素になったメリットは、単に画素数が増えるだけではないのだ。

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