ここまで、P10/P10 Plusで進化したカメラ機能をチェックしてきたが、もちろんスマートフォンとしての性能も磨き上げられている。
ディスプレイはP10が5.1型フルHD(1080×1920ピクセル)、P10 Plusが5.5型2K(1440×2560ピクセル)のIPS液晶を搭載。ディスプレイのガラスには2.5D加工が施されているほか、強化ガラスの「Corning Gorilla Glass 5」を採用。側面の角がそぎ落とされているので、手にしっかりとなじんで持ちやすい。
P10のダズリングブルーとP10 Plusのグリーナリーは、色見本帳でおなじみの「PANTONE」が監修したカラーで、ファッション性にもこだわった。背面のアルミパネルには、指紋が目立ちにくいサンドブラスト加工を施した。またP10のダズリングブルーとP10 Plusのダズリングゴールドには、わずかな凹凸があるハイパーダイヤモンドカットを施しており、独特のざらざらした質感を味わえる。
ディスプレイの下には指紋センサーを搭載しており、画面が消灯した状態でも、登録した指を触れるだけでスムーズにロックを解除できる。
プロセッサはHiSiliconの最上位モデル「Kirin 960」(8コア)を備え、メインメモリは4GB、ストレージは64GBを内蔵している。バッテリー容量はP10が3200mAh、P10 Plusが3750mAhだ。
ソフトウェア面では、ファーウェイ独自の「Emotion UI」の最新バージョン「5.1」を採用。ユーザーがどのアプリをどれぐらいの時間使うか、といった行動履歴を学習することで、アプリをより高速で起動できるほか、電力を無駄に消費せずに済む。
価格はP10が6万5800円(税別)、P10 Plusが7万2800円(税別)。大画面でより良いカメラが欲しければP10 Plus、機能と価格のバランスを重んじるならP10がオススメだ。
さらに、今回は「HUAWEI P10 lite」というミッドレンジモデルも投入する。2016年に特に売れたSIMロックフリースマホ「HUAWEI P9 lite」の後継機で、コストパフォーマンスの優れたモデルだ。
7.2mmのスリムなボディーに5.2型フルHD(1080×1920ピクセル)ディスプレイを搭載。メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は3000mAh。背面には指紋センサーを搭載しており、スピーディーにロックを解除できる。P10/P10 Plusと同様、ユーザーの行動を学習してパフォーマンスを維持させる「Emotion UI 5.1」も採用している。
カメラはアウトが1200万画素、インが800万画素。アウトカメラには食べ物をおいしそうに撮れる「フードモード」を、インカメラには人物をキレイに撮れる「パーフェクトセルフィー」を採用し、SNSで好感度の高い写真をアップするのにも向いている。
これだけの機能を備えながら、価格は2万9980円(税別)。P10/P10 Plusのように一芸に秀でているわけではないが、SIMフリー入門機としても最適で、幅広いユーザーにオススメしやすい。2017年のヒットモデルになりそうだ。
ファーウェイは6月20日(火)から27日(火)まで、今回紹介したP10/P10 Plus/P10 liteをはじめ、MediaPad M3 Lite 10やHUAWEI WATCH2といった同社の新製品が一堂に会するタッチ&トライイベント「HUAWEI PHOTO STUDIO」を六本木ヒルズなどで開催する。初日の6月20日にはスペシャルゲストが登壇するオープニングイベントも執り行われる。
6月下旬から7月にかけては、新宿駅と梅田駅、品川駅でも同イベントを実施。話題に新製品を実際に体験できるほか、イベントの様子をSNSで投稿した人にはオリジナルノベルティを配布する予定だ。
今回、P10などの発売を記念して、同製品などが当たるクイズキャンペーンを6月20日(火)からスタートする。ファーウェイ公式SNS(Facebook、Twitter)でキャンペーンの詳細が告知されるので要チェックだ。プレゼントキャンペーンに参加して、あなたも最新端末を手に入れよう!
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提供:華為技術日本株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2017年7月11日