使いやすさに歴史あり――富士通スマホに込められた“思い”を聞くarrows先生が学ぶ(1/4 ページ)

富士通が初めての“携帯電話”を世に送り出して約27年。そのDNAを引き継ぐ「富士通コネクテッドテクノロジーズ」が、2018年新たなスタートを切りました。その歴史を改めて振り返ってみましょう。

» 2018年09月28日 10時00分 公開
[arrows先生PR/ITmedia]
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 今から約27年前の1991年、富士通は「ムーバF(TZ-804)」という携帯電話を世に送り出しました。それ以来、同社はさまざまな携帯電話やスマートフォンを開発し、多くの人々に届けてきました。

ムーバF 富士通初の持ち運べる携帯電話「ムーバF(TZ-804)」(富士通ミュージアムより)

 2016年、富士通は携帯電話端末事業を「富士通コネクテッドテクノロジーズ」(以下「FCNT」)に継承。今年(2018年)で2周年を迎えました。

 「この機会に、富士通の携帯電話やスマートフォンについて学び直したい」――そう言いだしたのは、あの「arrows先生」。いわく、「普段からarrowsについて生徒に教えているが、もっと深く分かりやすく教えるためには自らも学び直す必要がある」のだそうです。

 先生の要望を受け、編集担当Iは「授業をしてほしい」とFCNTに打診。すると、「大丈夫です。社内でも(富士通の携帯電話・スマートフォンに)詳しい担当者を講師として派遣します」との連絡が……。果たして、どのような授業になるのでしょうか……?

富士通コネクテッドテクノロジーズ 富士通の携帯電話端末事業を継承した「富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社」。

生徒紹介

arrows先生 生徒近影(クリックすると拡大)

arrows先生 19XX年生まれの自称18歳。arrowsを始めとするスマートフォンを精力的に研究する傍ら、arrowsの魅力を情熱的に教える活動もしている。

 教師として生徒に指導する姿が印象に残るが、実際はいろいろな場所に足を運び、日々生徒としても研さんに努めているという。生徒として学ぶときも、その姿勢は“真っすぐ”だ。


arrows先生、山田先生と対面

arrows先生 (教室に入って)これはすごい……。懐かしい携帯電話やスマートフォンがたくさん並んでいる……!!

端末たち 教室に並べられた富士通の携帯電話・スマートフォン(一部)。これを見たarrows先生は興奮を隠しきれなかった模様

山田先生 arrows先生、こんにちは。今日の講師を務める、FCNTの山田竜太郎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

arrows先生 携帯電話について、メーカーの人からしっかりと教わる機会はそうそうないのでありがたいです。こちらこそよろしくお願いいたします。

講師紹介

山田竜太郎さん 講師近影(クリックすると拡大)

山田竜太郎さん 富士通コネクテッドテクノロジーズの商品企画部でマネージャーを務める。

 富士通時代から携帯電話やスマートフォンの商品企画を担当。新聞・雑誌・テレビやWebメディアの取材を受ける機会も多い。

 自ら担当した機種だけではなく、「arrows」や「らくらくホン」「らくらくスマートフォン」全般に詳しいということで、arrows先生の講師役(子守役?)として登用されたようだ。


「アローズ」は何機種あった?

山田先生 今日は、昔の機種を振り返りつつ、富士通のケータイ・スマホのこだわりポイントや、これからのことを話していきたいと思っています。

 まず、arrowsのブランドコピーについて話をしたいと思います。

 今のarrowsのブランドコピーは「人を想えば、進化は止まらない。」です。これは“お客さまのため”を常に思い続け、それを価値として提供し続けるという思いを込めたものです。

現行のロゴとキャッチコピー 現行のarrowsロゴとキャッチコピー

 一方で、2011年から2015年までのARROWS(昔は大文字表記でした)のキャッチコピーは……何だったか覚えていますか、arrows先生。

arrows先生 あれ、何でしたっけ……。端末ばかりを追いかけていたせいもあってど忘れをしてしまいました……。

山田先生 正解は「次の時代のハイスペックスマートフォン」です。2011年に初のARROWSブランドスマホとして「ARROWS X LTE F-05D」を発売した当時は、ちょうどスマホ市場が本格的に立ち上がり始めた頃合いでした。ちなみに、ARROWSそのものの初号機は、Androidタブレット「ARROWS Tab F-01D」(2011年)です。

 このコピーやロゴには、これからのスマホやタブレット市場をリードして、スピード感や先進性をもって力強く取り組んでいこうという思いを込めていました。今のarrowsの姿からはちょっと想像しづらいかもしれませんが……。

arrows先生 確かに、今のarrowsは使い勝手を重視してますからね。2015年冬モデル以降にarrowsデビューした人はピンと来ないかもしれません。

以前のロゴとキャッチコピー 以前のARROWSロゴとキャッチコピー

 さて、また質問です。NTTドコモ向けの「アローズ」は今までに何機種出たでしょうか……?

arrows先生 ドコモ向けですよね……。あ、それって「ARROWS」ですか、それとも「arrows」ですか?

山田先生 全部大文字の「ARROWS」だけに絞って見ましょうか。

arrows先生 そうなると「ARROWS X LTE F-05D」から「ARROWS NX F-04G」(2015年)あたりまでですよね。(指折り数えて)16機種ぐらいでしたっけ?

山田先生 惜しいですね。正解は18機種です。

arrows先生 不覚であります……。一体何を忘れていたのか……。

山田先生 「ARROWSケータイ F-05G」(2015年)のこと、忘れていませんか?

arrows先生 あ、それですね。スマホやタブレットのことばかり考えてしまいました。あと何を忘れていたのか……あ、「ARROWS Kiss F-03D」(2011年)のことが抜けてました。

F-05G arrows先生が失念していた「ARROWSケータイ F-05G」。ARROWSブランド初(にして現時点で唯一)のケータイだ

山田先生 ちなみに、現行の小文字(arrows)になってからのドコモ向けの機種は、最新の「arrows Be F-04K」を含めて9機種あります。合計すると、ドコモ向けarrows(ARROWS)は27機種出たということになります。

 ソフトバンクやau(KDDI・沖縄セルラー電話)向けに出していたARROWSや、SIMフリー市場向けに発売したarrowsまで含めると、2011年から44機種のスマホ・ケータイ・タブレットを出してきたことになります。あと少しで50機種です。

arrows先生 1年当たりにならすと、6〜7機種出していたことになります。こうして数字にすると、多くのarrowsを世に送り出していたんですね。

arrows先生 真剣に山田先生の講義を聴くarrows先生。生徒の立場でも真剣そのものだ
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提供:富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2018年10月4日

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