本体下部には指紋センサーが搭載されており、指を触れるだけで簡単にロック解除できる。背面や側面に指紋センサーを搭載した端末も増えているが、P20 Proは前面にあるため、端末を机やテーブルに置いたままでも簡単に触れることができて便利だ。
インカメラを生かした顔認証にも対応しており、指紋認証と併用できる。顔認証はとにかく速く、画面を点灯させると、ほぼその瞬間にロックが外れている。本当にロックをかけたのかと思ってしまうほどだが、実際には強固なセキュリティで守られているので心配無用。インカメラの性能がいいこともあり、多少暗い場所でもきちんと顔認証でロックを解除できる。
P20 Proにはステレオスピーカーが搭載されており、本体下部と上部のノッチ部分から音が流れる。Dolby Atmosにも対応しているため、映画などの映像を流すと、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえる。Bluetoothスピーカーなどのアクセサリーを使わなくても十分だと感じるほどだ。
Dolby Atmosは、映画と音楽それぞれに最適な設定が用意されているが、「スマート」を選択すると、コンテンツを自動で識別してくれる。また、ハイレゾの楽曲をBluetoothで再生できるのも特徴。コーデックはソニーの「LDAC」に対応する他、Huawei独自規格の「HWA」も利用できる。後者はまだ対応機器が少ないが、今後に期待できそうだ。
スマートフォンで撮った写真や動画などの、比較的サイズの大きなデータをPCに転送するのは少々面倒だが、P20 Proは「Huawei Share」で、その問題を解決。Wi-Fi経由で高速にデータを転送でき、クラウドやBluetoothを介してデータをやりとりするよりも快適だ。数10MBの動画ファイル程度なら、ほぼ一瞬で転送される。
同社の「MateBook」シリーズをはじめ、Windows PCとデータをやりとりできる。友達のHuawei製スマートフォンとデータを送受信したいときだけでなく、自分のPCに必要なデータを保存しておきたいときにも便利だ。
ネットワークベンダーとして成長してきたHuaweiだけに、P20 Proの通信性能は折り紙つきだ。同製品の通信速度はドコモのスマートフォンでは最大値となる、下り最大988Mbps。この数字はあくまで理論値ながら、ドコモが活用する主要な周波数には全て対応しており、キャリアアグリゲーションの組み合わせも多彩で、混雑する場所でも十分なスループットを期待できる。
海外利用時の対応周波数も多く、国際ローミング利用時にも安定した通信品質が見込める。国内でフル活用する人にはもちろん、出張が多いビジネスマンのような人にもオススメできる1台といえる。
ここまで10の特徴を見てきたが、P20 Proはカメラだけでなく、スマートフォンとしても完成度が高いことが分かる。ドコモユーザー、そしてドコモへの乗り換えを検討している人は、ぜひ購入候補に挙げておきたい1台だ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2018年12月26日