キャリア+格安SIMの合わせ技が簡単に! IIJmioの「eSIM」で通信費を節約しよう(2/2 ページ)

» 2019年09月10日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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10分もかからずPCの前ですぐに契約可能、設定も簡単

 前置きはここまでにして、早速iPhoneにIIJmioのeSIMを設定してみた。利用したのは、auのSIMロックがかかったiPhone XS。購入から101日経過していたため、SIMロックは「My au」で簡単に解除できた。料金も無料だ。

 その上で、IIJmioのeSIMプランのサイトにアクセス。サイト内にある、申し込みボタンから手続きを行った。後々にQRコードを読み込む必要があるため、契約&その後の手続きはPCもしくは、設定するiPhoneとは別のスマホで行うといいだろう。契約は、新規で「mioID」を取得し、プランや料金を確認した後、支払いに使うクレジットカードを登録。契約が完了し、しばらく経つと、アクティベーションコードの準備が完了した旨のメールが届いた。

 このメールに書かれたURLにアクセスし、mioIDを入力。アクティベートするサービスコードを選んで「決定」ボタンをクリックすると、PCの画面にQRコードが表示される。このQRコードをiPhone XSで読み取ると、eSIMプロファイルをダウンロードできる。ちなみに、プロファイルのダウンロードにはインターネット回線が必要になる。モバイル回線でも問題なくできることは確認しているが、失敗のリスクを減らすため、Wi-Fiへの接続が推奨されている。家や会社など、回線状況が安定した環境で設定するようにしたい。

eSIM QRコードを読み取って、eSIMのプロファイルをダウンロードする

 QRコードの読み取り画面は、「設定」アプリから呼び出す。「設定」→「モバイル通信」とタップしていき、「モバイル通信」の画面では、青い文字で書かれた「モバイル通信プランを追加」をタップする。次の画面が現れるのと同時に、カメラが起動する。このカメラで、PCの画面に表示させたQRコードを読み取ろう。読み取りは非常に速く、枠内にQRコードが収まりきる前に完了してしまう。

eSIMeSIM 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ

 ここからは、基本的に画面の指示に従っていくだけでいい。「モバイル通信プランを追加」という画面では、画面下の「モバイル通信プランを追加」のボタンをタップ。次に現れる「モバイル通信プランの名称」も、そのままでよければ「続ける」ボタンをタップすればいい。主回線と副回線、それぞれの回線に分かりやすいラベルを付けたいときは、「主回線」「副回線」をタップしよう。ここでは、IIJmioのeSIMであることが分かりやすいよう、「副回線」をタップし、「カスタム名称」に「IIJ」と入力した。

eSIMeSIM 「モバイル通信プランを追加」する
eSIMeSIM 名称を「IIJ」に変えておくと分かりやすい

 次に「デフォルト回線」を選択する画面が表示される。IIJmioのeSIMプランはデータ通信のみなので、「“IIJ”をモバイルデータ通信にのみ使用」にチェックを付け、「続ける」をタップする。これで設定が終わり、QRコードを読み取る前の「モバイル通信」の画面に戻った。iPhoneのアンテナピクトが上下2段に分かれているのが確認できるはずだ。上段が現在データ通信中の回線になり、キャリア名には「IIJ」と表示される。

eSIMeSIM IIJmioはデータ通信のみに使う(写真=左)。主回線(ここではau)とIIJmioという2つの回線が現れる(写真=右)
eSIM 「IIJ」のアンテナピクトが表示される

 ちなみに、設定の途中で「保証されていないモバイル通信プラン」といったアラートが表示されるが、特に問題はないので、「OK」をタップしよう。これは、AppleがeSIM対応キャリアとして登録していない場合に表示されるアラートだが、iPhoneで利用できることはIIJ自身で確認済み。Apple側が関知していないことを示すためのものと理解しておけばいい。

 ただし、この状態だと「インターネット共有(テザリング)」のスイッチがオンにできない。インターネット共有を利用する場合は、APNの設定が必要になる。APNは、「モバイル通信」の画面で「IIJ」を選択し、「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップして入力する。APN入力画面の一番下にある「インターネット共有」のAPN欄に「iijmio.jp」、ユーザ名に「mio@iij」、パスワードには「iij」と入力しよう。

eSIMeSIM テザリングを利用するには、APNを設定する必要がある

 通信品質は通常のIIJmioと同じだ。混雑状況に左右されるため、時間帯によって速度は変わるが、Webサービスを表示したり、音楽のストリーミングサービスを利用したりするには、十分なスピードが出ている。フルMVNOとはいえ、おおもとのネットワークはドコモなので、エリアも十分広い。屋外はもちろん、ビルの中や地下街に入っても圏外になることはまれで、安定して通信を利用できた。

 また、DSDSを利用するため、普段使っているauの電話番号で電話の発信、着信ができた他、その電話番号で認証している各種サービスも問題なく利用できた。LINEの年齢認証は、大手キャリアが提供するシステムを使っているが、これにも主回線のau回線が利用できた。

 データ通信を切り替えたいときは、「設定」→「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」を開き、チェックを主回線に付けるだけ。IIJmioのeSIMはみおぽんにも対応しており、クーポンを節約したいときは、オフにすることもできる。App Storeからアプリをダウンロードしておくといいだろう。

 繰り返しになるが、9月2日からはキャンペーンも実施されており、初期費用はわずか1円。通信料も3カ月間、1000円引きになり、月額520円で済む。2年縛りのような長期契約を結ぶ必要もないため、iPhone XS、XS Max、XRを持っているユーザーは、お試し感覚で使ってみてほしい。

iijmio
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2019年9月16日