Galaxy S22 Ultraの最大の特徴が、Sペンを内蔵することだろう。歴代のGalaxy Noteシリーズに搭載されてきたが、他社のハイエンドスマホにはない特徴だ。
三上氏はこのSペンについて、動画の編集で便利に使える点を高く評価している。
「最近、TikTokを始めたのですが、動画の編集はスマホでやります。スマホのアプリは簡単で、PCよりスマホで編集する方が楽。そのときに画面が大きいことがとても重要なんですが、映像のタイムラインを広くする、狭くする際に、手だとどうもうまくできない。Sペンでタイムラインを扱うとすごく良くて、TikTokerには最適だと思いました。映像編集のためだけにあってもいいかもしれない」(三上氏)
Sペンはメモを取るというイメージが強いが、動画アプリとの親和性も高いようだ。写真に落書きをするのも「いにしえのプリクラ感覚」(三上氏)で楽しい。
荻窪氏は写真の編集でSペンの使い方を実演。Galaxy S22シリーズには、写真から不要な映り込みを削除する「AI消しゴム」機能が前モデルから引き続き搭載されているが、それがSペンでスムーズにできることを紹介した。
「スマホの写真の編集もどんどん高度になっていて、指先だと細かい部分が難しい。UltraにはSペンが内蔵されているので、撮った後にポンとペンを取り出して編集できる。ペンだと対象からはみ出すことなく、細かく消去できます」(荻窪氏)
チップセットやAIが進化し、削除対象の認識精度や、自然な背景に仕上げる性能も格段にレベルが上がっているという。友人や風景を写真に撮った際、背景に知らない人の顔が写っているとSNSに公開できない。AI消しゴムとSペンの組み合わせは、「炎上しない写真」(荻窪氏)に整えるために重宝する。
山根氏は「単純に、Bluetoothを使ったリモートシャッターとしても便利」だと勧める一方、自身はSペンを抜いてロック画面上にメモが書ける「画面オフメモ」を多用しているという。また、手書き入力した文字をテキストに変換してくれる機能は日本語にも対応しており、「仕事で使えるレベル」と語った。
今、日本のスマホ市場は“普通のハイエンド”が売れにくくなっているとされ、著名ブランドとのコラボやカメラを専用機並みのスペックにするなど、とがった部分がないと注目されにくい。
そんな状況で、三上氏は耐用年数の長さを重視する。
「スマホはもう、完全な成熟商品。正直、どんなスマホもちゃんと使える。そうなると要求されるのは耐用年数の長さ。1年、2年じゃなく、3年、4年、5年と使えること。そのときに重要なのがOSアップデート。Androidの場合、最新OSに対応していないとセキュリティが担保されないので、3世代、足掛け4年使えるGalaxyシリーズなら安心できます」(三上氏)
三上氏は、スマホを購入する人に「新製品は発売直後に購入する」ことをお勧めしているそうだ。そうすれば、3年、4年たっても色あせない。「Galaxyを発売直後に買えば、長く使える安心感がある。販売シェア世界1位で、4年後に何かあるとは考えにくい」(三上氏)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:サムスン電子ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2022年4月25日