「Galaxy S22」シリーズの魅力とは? ITmedia Mobile×ジャーナリスト座談会で徹底討論(3/4 ページ)

» 2022年04月19日 10時00分 公開
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カメラは広角カメラと画像処理の性能が向上

 次に両モデルのカメラについて話し合った。

 Galaxy S22はセンサーが大きくなり、より明るく撮影ができるようになった。カメラ画素数は5000万画素の広角、1200万画素の超広角、1000万画素の望遠カメラの3眼。インカメラは1000万画素で、アウトカメラもインカメラも夜間のポートレートがきれいに撮影できる。AIを使って写り込みを削除できるAI消しゴム機能も搭載している。さらに、今回のAI消しゴムでは人やモノだけでなく、影や反射も消せるようになった。

 Galaxy S22 Ultraはもう少しスペックが高く、広角カメラの画素数が1億800万画素。また、「Galaxy史上最大のイメージセンサーを搭載」しているとうたわれている。広角カメラは、9画素を1つの画素にすることで、1億800万画素を1200万画素にして、より感度の高い撮影が可能。望遠カメラ2つを用いることで、最大10倍の光学ズームを実現し、さらにデジタルズームを駆使すると、100倍までズームできる。インカメラはより解像度の高い4000万画素で、夜間により高精細な写真を撮れる「ナイトグラフィー」が特徴となっている。

Galaxy S22 Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraともに、フラグシップ機にふさわしいカメラを搭載する
Galaxy S22 歴代Galaxyのカメラをレビューしてきた荻窪圭氏

 荻窪氏は「一番よく使うメイン(広角)カメラをしっかり強化してきた」と評価する。

 「1億800万画素というと、数字が大きすぎて訳が分からないんですが、9で割るとちょうど1200万になります。1億800万の9個の画素を1個にまとめ込むので、使い方によって高感度に強くしたり、ディテールに強くしたりとレベルアップできる。望遠カメラは画質を落とすことなくきれいに撮れる」(荻窪氏)

 もう1つのポイントは画像処理だという。

 「スマホのカメラが捉えた画像データを、いかにしてきれいな画像にするかという画像処理のレベルがどんどん上がっている。GalaxyはSの1桁の頃から上手でした。特にHDRが出てきた頃から、派手過ぎず、地味過ぎず、いいバランスを取った画像処理をしていて、ものすごく安定しています」(荻窪氏)

 夜の撮影に強くなったのも、画像処理が速くなったためだという。たくさん撮った写真から情報を集め、きれいな1枚の画像を作る技術が向上した。「AIを使った画像認識で、どれだけきれいに撮れるか。これは口で説明しにくいんです。数字でポンと表せないので」という荻窪氏だが、望遠レンズで撮った写真画質の向上に注目している。

 「Ultraにはレンズが4つありますが、それぞれの間で撮りたいときがあるんです。その際は普通、デジタル的な技術で絵を作り出しているので、画質がちょっと落ちるんですけど、その処理がうまい。特に30倍。10倍のカメラを3倍にして真ん中だけ使って拡大しているんですが、それがGalaxy S21の頃よりレベルがすごく上がっています。使う人は、どのレンズを使っているか気にしなくても、ちゃんときれいに処理してくれる」(荻窪氏)

100倍ズームはS22 Ultraで使えるクオリティーになった

 光学3倍のレンズがあるのもポイントだという。広角の次が10倍だと間が空きすぎる。間に光学3倍レンズがあるので、超広角から望遠までスムーズに対応できるのだという。一方で荻窪氏は「10倍は気分が変わる」とも述べた。肉眼で見えないものが撮れるようになるのがメリットだという。従来モデルから画質も格段に上がったと太鼓判を押した。

 山根氏は「Galaxy S22 Ultraは、本当に最高になった」と絶賛。100倍で撮った写真も、Galaxy S22 Ultraのものは使えるクオリティーになったという。また、望遠カメラの使い勝手の良さも指摘した。「Galaxyは20倍以上のときに、画面の端に、視界全体のどの部分が拡大されているかが分かるようになっているんです。AIを使った手ブレ補正も強くて、確実に手持ちで100倍が撮れます」(山根氏)

 100倍で撮るものに迷ったときは、取りあえず満月を撮るように荻窪氏は勧める。「シャレにならないですから。こんなにきれいに撮れるんだと驚きますから」

 もちろん、夜景もきれいだ。超広角や光学3倍でもナイトモードで撮影できる。「ナイトグラフィー」という呼称を作るほど、Galaxy S22シリーズは夜景に強いことをアピールしている。「暗い中で自分の顔を撮ると、フラッシュなどがなくても明るいんです。だまされたと思うくらいきれいに撮れます」(山根氏)

 荻窪氏によると、今のスマホカメラの大きなトレンドはAIだという。AIの力で、空は青く、人の顔は明るく、夜景を美しく撮れる。Galaxyのカメラはこうしたトレンドを常にフォローしつつ、派手過ぎない方向で対応している。

 「他社のスマホは不自然な画像処理をしてしまうときがある。でも、ホームランか三振か、みたいな写真を撮られても困るわけです。コンスタントにヒットを打ってもらう方が使いやすい。Galaxyは、ヒット率がすごく高い」(荻窪氏)

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2022年4月25日

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