2020年のサービスインから間もなく4年がたとうとしている楽天モバイル。ネットワーク品質やユーザー特典など、着実にアップデートしているが、ユーザーは最近の楽天モバイルに対してどんな思いを抱いているのだろうか。楽天モバイルユーザー5人が本音で語った。
2020年のサービスインから間もなく4年がたとうとしている楽天モバイル。ネットワーク品質やユーザー特典など、着実にアップデートしているが、ユーザーは最近の楽天モバイルに対してどんな思いを抱いているのだろうか。
ITmedia Mobileでは楽天モバイルのユーザーが本音で語り合う座談会を実施した。楽天モバイルをどのように活用しているのか、ネットワークには満足しているか、楽天ポイントの活用法など、アンケートで聞いた各テーマを深掘りするとともに、今後に期待することなども語ってもらった。
座談会はオフライン、オンラインのハイブリッドで行った。参加者は、あおのさん、大津一槻さん、歌門俊雄さん、桑田英文さん、Rickyさんの5人だ。モデレーターはITmedia Mobile編集長の田中聡が務めた。
まず、楽天モバイルを利用するようになったきっかけ、メイン/サブ、どちらで使っているのかを尋ねてみると、5人とも無料サポータープログラム時代からの長年の楽天モバイルユーザー。そしてやはり「1年間無料」「0円から使える」ことが魅力で使い始めたという人が多かった。
歌門さんは、ほぼ全ての携帯電話会社を渡り歩いた後、2021年1月から楽天モバイルに変更。携帯電話は複数回線の必要性を感じず、「1社しか契約していない」ため、最初から楽天モバイルをメイン回線として使っている。
あおのさんは当初、他キャリアとの2台持ちをしていたが、電波環境がよくなったため、ここ2、3年は楽天モバイル1本に絞った。自宅で電波の入りが改善されたことが大きかったという。
Rickyさんは以前、とあるMVNOを契約していたものの、速度に不満を覚えてMNOへの乗り換えを検討したときに、料金に魅力を感じて楽天モバイルに移った。その頃から比較的通信環境がよくなっていたので、ずっとメイン回線として使っているそうだ。
桑田さんは「モバイルが好きでいろいろなところと契約している」が、楽天モバイルだけで3回線を契約している。まずはホームルーターとして1回線、2023年からスマホ用にもう1回線を契約。自宅の電波状況が不安定になったため、電波改善フォーム経由で現地調査を実施してもらい、改善されるまでの間、一時的に貸与されたMVNO回線を含めて3回線を利用している。2023年初頭まではモバイルでのメイン利用は無理だと思っていたが、「10月くらいからはメインにしてもいい状況になった」と判断し、モバイルでも楽天回線をメインとして利用するようになった。固定もモバイルも楽天モバイルというヘビーユーザーだ。
大津さんは2020年4月の正式サービスが始まったタイミングから楽天モバイルを利用している。それ以前はMVNOの楽天モバイルをメインで使っていた。当初は2回線を併用し、エリアの広いMVNO回線をメインで使っていたが、「Rakuten UN-LIMIT VII」がスタートして0円が終了したこと、MNOのエリアも徐々に改善され、「多少の不満はあるけれど、普通に使える」と判断したことからMNOの楽天モバイルに1本化した。
ITmedia Mobileでは2022年8月にも座談会を開催している。その際は楽天モバイルをサブとして利用していた人が多かったが、今回の座談会参加者は100%、メインとして使っている。以前と比べて状況が変化し、楽天モバイルのエリアが整ってきたことが、はっきりと認識できる。
2023年6月から提供している「Rakuten最強プラン」。料金設定はRakuten UN-LIMIT VIIと変わらないが、ローミングエリアでも高速通信が使い放題となったことで制約がなくなり、格段に使いやすい料金プランになった。座談会参加者にも非常に好評だ。
歌門さんは月によって3GBから10GB前後までデータの利用量が変化するため、段階制の料金プランがうまくマッチしている。通話は「Rakuten Link」を使っているので基本的に無料(※1)。Rakuten最強プランについて「特に不満はない」という。
あおのさんもRakuten Linkの使いやすさを評価し、「値段に関しては最強(※2)」と絶賛した。桑田さんは、ローミングエリアでデータ容量制限がなくなったことをポイントとして挙げた。
「首都圏に関しては、もともと不満や問題はなかったけれど、地方に出張すると5GBだと足りない感じでした。最強プランになってからは全く気にすることなく、使い放題(※3)なのがすごく気に入っています。最強プランになってよかった」(桑田さん)
一方、家族で契約すると1回線あたり110円割引になる「Rakuten最強家族プログラム」については、まだ座談会参加者での利用は少なかった。Rickyさんは楽天モバイルを2回線契約しているが、小学生の子どもには見守りケータイを持たせているという。子どもが大きくなったら楽天モバイルに切り替えて、家族割を利用したいとしていた。
歌門さんの場合、奥さんは他キャリアを利用している。電話やLINEの無料通話を使うことが多いとのことで、ほぼ無料で通話が可能なRakuten Linkを持つ楽天モバイルを勧めるものの、腰が重いそうだ。ただ、「もうちょっとプッシュすれば乗ってくるかもしれない」とも話していた。
最強家族プログラムと組み合わせて訴求されている紹介プログラムに関しては、利用しているものの「既に楽天モバイルを利用している人が意外に多い」(Rickyさん)という声も。一方で、大津さんは「純粋に楽天モバイルの魅力を知ってもらいたい」という理由で、あえて紹介キャンペーンのポイントは辞退しているそうだ。
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提供:楽天モバイル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月27日