40代男性が「arrows Alpha」のAI機能を使って変わったコト 守備範囲の広さに驚き、家庭円満にも貢献？（1/3 ページ）

ひょんなことから「arrows Alpha」に機種変更をした私。コスパの良さに満足していたが、AI機能には「こんなことができるの？」と驚かされた。arrows Alphaで「arrows AI」を使って実感したメリットをまとめたい。

PR／ITmedia

PR

　スマートフォンは数年に1回の頻度で機種変更をしてきた私。そんな中、2025年8月、FCNTが久しぶりにハイエンドスマートフォンを発売するというので、気になっていた。

　最近のスマホは10万円超え、ヘタをしたら20万円超えもあるそうなので、どうせお高いんでしょう？　と思っていたが、この「arrows Alpha」は8万円台で買えるという。ちょうど前の機種もバッテリーがへたってきていたし、ならば、ということで久々にarrowsを使うことにした。

FCNTの最新スマートフォン「arrows Alpha」

　さて、1カ月ほどarrows Alphaを使い続けてきたけど、なかなか満足している。1.5mの高さから落としても割れにくいボディーということで、ケースを付けずに安心して使えている。パフォーマンスもよくてSNSやゲームもサクサク使えるし、カメラの画質もキレイで満足している。

　もう1つ驚かされたのは、AI機能だ。最近のスマートフォンは、AIが発達して、いろいろな操作を代行してくれたり、写真をいい感じに加工してくれたりというのは聞いたことがある。実際に体験してみると、「こんなに便利だったのか！」と感じることが多かった。今回は、arrows AlphaのAI機能「arrows AI」を使って実感したメリットをまとめたい。

arrows Alphaを使って何が変わるのか。日常生活の中で試してみた

本記事で登場する「私」のプロフィール

• 40代男性
• 妻と小学4年生の子どもあり
• 仕事は雑誌の編集者
• ガジェットには関心があるが、家計を考えると頻繁には機種変更できず、今回が3年ぶりの機種変更になる
• テレワークが中心なので自宅で仕事をすることが多い
• 最近は家族でバドミントンを楽しんでいる

※本記事内容はフィクションですが、限りなく本音に近いレビューとなっています。

AI機能もワンタッチで呼び出せる「アクションキー」を搭載

　まず便利だと感じたのが、左側面に搭載しているアクションキーだ。このキーを押すと、手軽にAI機能を呼び出せる。しかも2度押しや長押しで個別に操作を割り当てられるので、複数機能の使い分けもできて便利だ。

左側面のアクションキーから、AI機能をワンタッチで呼び出せる

　電源キーの長押しで、GoogleのAIアシスタント「Gemini」を呼び出せる機種は多いが、arrows Alphaの場合、電源キーを長押しすると、電源オフや再起動などのメニューが現れる。これ、地味なんだけど分かりやすくて気に入っている。昔のスマホだと、電源キーの長押しで電源オフや再起動ができたけど、最近のAndroidスマホは電源キーと音量キー（上）を同時に押す必要があった。たまに音量キー（下）を間違って押してしまい、無駄なスクリーンショットを撮ってしまうこともあった。でも、arrows Alphaならそんな操作ミスは防げる。

アクションキーには、Geminiやarrows AIの他、好きなアプリも設定できる

スマホの操作から最新ニュース、道案内まで　守備範囲の広いarrows AIに感心

　arrows AIは、調べ物というよりは、スマホの操作を依頼したいときに活躍する。例えば、「画面をもっと明るくして」「スマホのライトをオンにして」などの操作を代行してくれる。

　他に、スマホの操作方法についても教えてくれる。例えば「スマホでテザリングを利用する方法」「Wi-Fiのパスワードを他のスマホに共有する方法」といったもの。機種によってメニュー名などが異なるので、ちょっと工数が掛かる操作を聞くのに適している。

　arrows Alpha自体の操作に限らず、よく使うサービスについての質問にも答えてくれる。例えば「LINEのトークをバックアップするには？」「Googleアカウントのパスワードを忘れてしまった。どうすればいい？」などと聞くと、その具体的な方法を教えてくれた。これ、うちの両親のような、スマホを使い慣れていない人にとっても便利だと思った。

arrows AIは、スマホの設定やサービスの利用方法についても教えてくれる

　実は上記のLINEやGoogleアカウントの件は、親から質問されたことがある。arrows Alphaならスマホに聞くだけでいいので、両親に次のスマホとして、arrows Alphaをプレゼントしてもいいと思った。

　アプリを使った操作ができるのも便利だと感じている。例えば、「Google マップを起動して、現在地から会社までの道のりを案内して」と話しかけると、自動でGoogle マップアプリが起動して会社までのルートを表示してくれた。これならアプリの起動や目的地の入力の手間を省けるので、時間の節約にもなる。

arrows AIを経由して、Google マップが起動して会社までのルート案内を始めてくれた

　「今日話題になっているIT関連のニュースを10個ピックアップして読み上げて」といった要望にも応えてくれる。私は毎朝、子どもの弁当を作っているのだけど、よく音楽を流しながら作業している。でも、たまにはニュースも聞きたい。そんなときに、arrows AIで最新のニュースを流してもらっている。驚いたのが、音声の発生が自然なこと。AIによる音声というと、不自然な発音になることがあるが、arrows AIだと、最新のニュースも自然な発音でスラスラと読み上げてくれる。というわけで、arrows AIが簡易ラジオとしても活躍してくれている。

子どもの弁当を作りながらarrows AIでニュースを聞くのが日課になっている

　なお、arrows AIは、「設定」→「起動ジェスチャー」の「フローティングAIアイコン」をオンにすると、どの画面からでもショートカットを呼び出すことができる。アイコンは好きな場所に置けるので、片手で持ったときに押しやすい場所に置いておくとよい。私は左手でスマホを操作するので、左下に設置している。

arrows AIの起動ボタンを、「フローティングAIアイコン」として画面の好きな場所に設置できる