ソニーのPalm OS 4.0搭載機「PEG-N600C」登場!Pocket PCの話題が多い中,久々にアクセスランキングトップに躍り出たPalmのトピックは,ソニーのPDA入門機「PEG-N600C」の登場だ。
アクセスランキングの1位に躍り出たPalmのトピックは,パーム コンピューティングのm500シリーズ,日本アイ・ビー・エムのWorkPad c505に次ぐPalm OS 4.0搭載機,ソニーの「PEG-N600C」の登場だ。データ転送の操作が煩雑な「音楽再生機能」をばっさりカット。フルカラー対応ならではの写真の閲覧や,PDA本来のPIM機能を重視した「PDA初心者の入門機」という位置づけのマシンとして8月4日にデビューを飾る。 「PEG-N600C」の価格はオープンプライスだが,ソニーのオンラインストア「SonyStyle」の価格は3万9800円。ちなみに音楽再生機能付きの「PEG-N700C」は4万9800円となっており,価格差は1万円となっている。 「PEG-N700C」は,音楽再生機能が付いているが,諸機能を快適に動作させるためには多数のアップデータをかける必要があり (これが初心者にはかなりめんどうな作業だ) ,Palm OS 3.5による制限で256色までしか表示できない。 「PEG-N600C」は,音楽再生機能はないものの,買ったそのままの状態で快適に動作し,Palm OS 4.0搭載で表示はフルカラー,ATOK Pocketの新バージョン採用で文字入力もさくさくでき,Outlookとのデータ連携を可能にする「Intellisync Lite for Sony CLIE」が付属する。 いずれにせよ「帯に短し襷に長し」状態で,どちらのCLIEを選ぶかは,かなり難しい選択だ。初披露の場であったAKIBAX 2001で「『PEG-N700C』のPalm OS 4.0アップデートプログラムは実施されるのか」という質問が多かったというのもうなずける。 それにしても,ソニーはなぜ,Palm OS 4.0搭載の「PEG-N700C」を出さなかったのだろう? PocketPCのトピックが注目を集める今日このごろ,音楽が聴けてフルカラーハイレゾ表示可能なハイスペックCLIEをユーザーは待っているような気がするのだが……。 [後藤祥子,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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