本日発売! パワフルになった「sigmarion II」物欲ファーストインプレッション(1/3)

9月7日より発売開始されたNTTドコモのキーボードタイプのPDA「sigmarion II」。外観や機能についてのファーストインプレッションをお届けしよう。

【国内記事】 2001年9月7日更新

 9月7日に発売されたNTTドコモのキーボードタイプPDA「sigmarion II」。前モデル「sigmarion」を使っていたが結局手放したという経緯がある筆者が,「sigmarion II」のどこに惹かれたのか見ていただきたい。ちなみに前機種とのスペックの違いは8月21日の記事を参照してほしい。

見た目はほぼ変化なしで変わらず「ゼロハリ」

 まずは外観を見てみよう。前機種で人気だった「ZERO HALLIBURTON (ゼロハリバートン) 協力デザイン」については今回も継承された。若干カラーが明るいシルバーになった程度である。

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特徴的な「ゼロハリバートン」デザインのボディは塗装なのが残念

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前は飛び出していたバッテリー部分のでっぱりがなく,平たくすっきりとした

 また箱を開けたら同梱されていたのが「限定オリジナルCFカードケース」だ。これは別にパッケージなどには「ゼロハリ」とは書いていない。しかし手に持ってみれば「これはまさにゼロハリ……」と分かるだろう。とてもしっかりしているのだが,ともかく重たいのだ。

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これがそのケース,いっそ中身を出して「高級名刺入れ」にしてしまおう

ケーブルはAC以外全部別売り! だけど買い換え組は安心!

 本体を買おうとレジに向かうと店員に「ケーブルはお持ちですか?」と聞かれた。そう,この「sigmarion II」にはACアダプタ以外のケーブルは一切付属しないのだ。新しくサポートされたPCとのUSB接続についても,この機能を利用するためには別途5600円もするケーブルを買わなければならない。

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これがそのUSB接続ケーブル,5600円というのはケーブルとしては高いほうだろう

 しかし「シグマリオン」からの買い換え組は安心してほしい。その他の携帯電話接続ケーブルやシリアル接続ケーブルについては,逆に大きな変更点がなかったこともあって同じケーブルを利用できる。手持ちのケーブルをそのまま使うことができるのは嬉しい限りである。

コンパクトフラッシュスロットで通信利用を推奨? しかし……

 本体にはコンパクトフラッシュ (Type II) カードスロットが搭載されているのがシグマリオンの特徴だ。このスロットを利用して「P-in Comp@ct」や「P-in m@ster」でインターネット接続を行うことを推奨しているのが,設定や同梱されているアプリケーションからもよく分かる。

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このようにカードを装着すれば自動的にカードを検出して設定できる

 もちろんNTTドコモの製品同士なので組み合わせとしてはぴったりなのだ。それでは他社のCF型通信カードの利用は可能なのか? というと,やはり利用できないようになっていた。「シグマリオン」は,他社のCF型通信カードが利用できたのだが……。

 キャリアブランドのマシンには,このような制約がどうしてもつきやすい。できのいいマシンであったとしても,このような理由から購入対象から外してしまうユーザーも出てきてしまう可能性があるのは残念なことだ。

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