本日発売! パワフルになった「sigmarion II」物欲ファーストインプレッション(2/3)

そのほかのポートは? はやくも「FOMA」に対応

 そのほかのポートについて見てみよう。基本的なポートについては前モデルとほぼ同等だが,新しく搭載されたのが次世代通信サービス「FOMA」に対応したポートだ。

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ここにFOMA機器と接続するためのケーブルを装着するらしい

「FOMA」はドコモが10月からサービス開始を表明しているだけに,NTTドコモブランドで発売するマシンとしては最も早く「sigmarion II」に搭載したのだろう。実際サービスが開始されれば最大384Kbpsパケットでの通信利用が可能となる。

さっそく起動! 速度は体感2倍程度に向上は本当か?

 本体を動作させてみよう。この「sigmarion II」ではCPUに200MHzのMIPSを採用している。ちなみにCPUは,カシオ製Pocket PC「E-750」と同じものだ。

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カシオのE-750と並べてみる,中のCPUが同じマシンでもけっこう違うものだ

 また搭載されているOS自体も「MicrosoftWindows for Handheld PC 2000」に変更されている。

 実際に動作させてみた感想としては「速い! 本当に速かった」という一言につきるだろう。メニューの切り替えやアプリケーションの起動・終了,そしてInternet Explorerの描画速度も向上している。

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Internet Explorerの動作もかなり速く感じるようになってストレスがない

 店頭実機があまり用意されないのがNTTドコモ製マシンの残念な点だ。ドコモショップなどにモックではなく,ぜひ実機を置いて,速度を体感してもらいたいと思う。

アプリケーションは豊富すぎ?

 前モデルでもそうであったが,sigmarionにはとにかく豊富なアプリケーションが付属する。ここまで豊富だと,はっきりいってほかには何もいらないくらいだ。しかしインタフェースがすっきりしないアプリケーションも多く,操作を覚えるにはやや時間がかかる場合があるかもしれない。

「sigmarion menu」
初めてWindows CEマシンに触れるユーザーは,マシンの設定などが,Windowsに似すぎているがゆえに操作が分かりにくいという場合がある。そんなユーザーにとって使いやすいのがこの「シグマリオンメニュー」だ。さまざまな設定やアプリケーションの呼び出しを行える。しかし,実際にこのメニューからアプリケーションを呼び出すよりも,通常のスタートメニューから呼び出すなどのほうが速度が速く感じた。使い慣れたユーザーにとってはあまり必要のないメニューかもしれない。

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「Auto Web Recorder」
見たいホームページをいちいち巡回するのは面倒だ。このソフトを使って設定すれば登録したWebページを決まった時間にオートサーフィンして保存できる。インタフェースはビデオを録画することを意識して,ビデオデッキのようになっている。

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