米Qualcomm，W-CDMA用のチップセット「MSM5200」のサンプル出荷を開始

【国内記事】

2001年10月9日更新

　米Qualcomm（用語）は10月4日，W-CDMAに対応するチップセットとシステムソフトウェア「Qualcomm CDMA Technologies （QCT）MSM5200」と開発プラットフォーム「SURF」のサンプル出荷開始を発表した。「MSM5200」はW-CDMA（用語）のW-CDMAの3GPP FDD方式に対応し，最高384Kbpsの転送速度を実現する。

　QualcommのCDMA技術の開発を手がけるQualcomm CDMA Technologies（QCT）の社長Don Schrock氏は「MSM5200チップセット，システムソフトウェア，SURFプラットフォームの2001年第3四半期中の市場投入は当初の予定通りで，QualcommのW-CDMA開発プログラムにとって重要な出来事だ。サンプルチップセットシステムソリューションの出荷開始とメーカーや携帯通信キャリアとの連携により，QCTはW-CDMAのサービス開始に欠かせない開発を行うことができる」と語っている。

[ITmedia]

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