写真で見る「J-SH51」(試作機)
これまで不満の声が挙がっていたアドレス帳も,J-SH51では大きく改良され,受信メールの自動振り分けも可能に。そして筆者が最も感心したのは,「学習1文字変換」機能だ。
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十字キー中央の「F」キーを押すと,「INDEX MENU」が立ち上がる。メニューはグラフィカルで生まれ変わった |
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ファンクションメニューの構成は,J-SH07に続くシャープ端末のショートカットを引き継いでいる。「F」-「1」-「0」で着信音の設定ができるなど,慣れるに従って高速に操作できる。最近の携帯電話ではメニューはグラフィカルになったものの,レスポンスが悪い端末が多いが,J-SH51はとても軽快に動作する |
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モバイルカメラでの撮影は,最初にモバイルモード(120×160ピクセル),デジタルカメラモード(640×480ピクセル)のいずれかかを選択する |
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撮影時は,セルフタイマーを使うことも可能 |
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モバイルモードでは,2段階のデジタルズームが可能。左が4倍ズーム時,中央が2倍ズーム時,右が通常時 |
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アドレス帳は,ついに1アドレスに電話番号3つ,メールアドレス3つを登録できるようになった。併せてアイコンも選択できるようになった。オプション設定では,各ユーザーごとの着信時/メール着信時の着メロ,画面に表示される画像,メールの自動振り分け先のフォルダを設定できるようだ |
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音楽プレーヤー。イヤホンが接続されていない場合,スピーカーから鳴り出す。プレイリストでトラック情報の編集も可能だ |
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メールは,「ロングメール」が「スーパーメール」に変わったのが大きな違い。スカイメールなども健在だ |
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J-5xシリーズの統一仕様であるデータフォルダは,フォルダを階層化することもできる。端末内のデータをバックアップできる「一括データ保存」や,「カード自動シンクロ」というメニューも見える |
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かな漢字変換もグレードアップ。文字入力時に右上のソフトキーを押すと,中央の画面のように変換できる。数字やカタカナ,英字を入力するときに,いちいち入力モードを切り替える必要がない。右の画面は「学習1文字変換」の例。一度「くじょう」→「九条」と変換すると,次からは「く」と入力して変換すると「九条」が候補に現れる。これが思いのほか便利な機能で,しばらく使えば頻繁に使う言葉はほとんど1文字で入力できるようになるだろう。また複雑な予測をしているわけではないので,「POBox」のように処理速度が重くなることもない(6月7日の記事参照) |
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[斎藤健二,ITmedia]
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