プリペイドケータイでWebコンテンツを〜ツーカー「プリdeEZ」
ツーカーグループは、プリペイド携帯電話でEメールや携帯電話向けWebコンテンツを楽しめる新サービス「プリdeEZ」を2月2日から開始する。対応端末として京セラ製端末「TK40」が用意される。
ツーカーグループ3社は、プリペイド携帯電話サービス「プリケー」向けにEメールや携帯電話用Webコンテンツサービスを提供する「プリdeEZ」を開始する。2月2日から。端末は京セラ製の「TK40」(2003年11月の記事参照)をプリペイド携帯電話専用パッケージとして用意、順次ラインアップを拡充する予定だ。
プリペイド携帯のWeb閲覧対応は、日本のキャリアが提供するサービスとしては初となる(2003年4月の記事参照)。サービス開始にあたり、着メロや待ち受け、ニュース、占いなど31コンテンツが用意される。
コンテンツごとの月額利用料金にあたるものは特に設定されておらず、ユーザーは「プリdeEZ」30日間の利用料金200円さえ払えば、あとは通信料金のみでコンテンツの閲覧やダウンロードを行える。通信料金は、コンテンツサービスが15円/20秒、Eメールサービスは10円/30秒。
またプリdeEZでは、画像を添付したメールの送受信が可能なEメールサービスも用意(送信は全角500文字、受信は全角5000文字まで)。既に提供中のEメールサービス「プリdeメール」(2003年7月の記事参照)では未対応の、メールフィルタによる迷惑メール対策機能や自動転送設定が可能になった。
なお2月2日以降の新規加入については「プリdeEZ」のみとなるが、既に「プリdeメール」に加入しているユーザーは引き続き利用できる。
ツーカーグループではサービス開始に伴い、「プリdeEZ」加入ユーザーの初回サービス料を無料とするキャンペーンを実施する。ツーカーセルラー東京とツーカーホン関西は4月末まで、ツーカーセルラー東海は4月15日まで。
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