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番号ポータビリティ「安さで選ぶ」8割
ネプロアイティは、番号ポータビリティ制度のアンケート調査結果を公開した。携帯キャリアを変えるとしたら、やはりユーザーは「安さで選ぶ」ようだ。
ネプロジャパンとその子会社であるネプロアイティは4月2日、番号ポータビリティ制度のアンケート調査結果を公開した。携帯キャリアを変更する場合「安さで選ぶ」と答えたユーザーが、全体の8割を占めた。
導入を「知っている」66%
番号ポータビリティが導入される見通しであることを「知っている」と答えたユーザーは、全体の66%。「知らない」は32%で、無回答が1%だった。
実現したら、携帯キャリアを「変えたい」と答えたユーザーは、全体の19%。「変えたくない」が36%で、どちらともいえない、分からないと答えたユーザーが44%だった。
変えるとしたら、何を基準にキャリアを選ぶか問う項目では、「料金の安さ」が80%で2位を引き離しトップ。以下、「機能の充実度」「サービス」などが並んだ(下表参照)。
利用時の心配、不安を問う項目では「データ移行ができないと困る」が59%。「メールアドレスが変わったら困る」は51%だった(下表参照)。なお、「その他」を回答したユーザーのうち、38%が「セキュリティ、情報漏洩が心配」と答えている。」
調査は、3月11日から12日にかけてiモード、EZweb、Vodafone Live!の公式サイト「ザ★懸賞」内で実施したもの。5192件の有効回答を得ており、内訳は男性39%。女性61%。
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