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普及モデルも200万画素対応に ルネサスの廉価版「SH-MobileL」

普及モデル向け携帯電話用アプリケーションプロセッサ「SH-MobileL」のサンプル出荷を5月から始める。機能を絞り込んで低価格化しながら、200万画素クラスのカメラ対応機能を盛り込んだ。

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 ルネサステクノロジは4月12日、普及モデル向け携帯電話用アプリケーションプロセッサ「SH-MobileL」(SH7322)のサンプル出荷を5月から始めると発表した。機能を絞り込んで低価格化しながら、200万画素クラスのカメラ対応機能を盛り込んだ。

 CPUコアに従来のSH-Mobileシリーズと同じSH3-DSPを採用し、最大120MHzで動作。専用インタフェースによりPDCやGSM、IP電話などに対応できる。アプリケーション処理用とCPUキャッシュ用にそれぞれ32Kバイトのメモリを搭載し、MPEG-4などの再生も高速に実行可能としている。

 1600×1200ピクセルサイズのカメラを直接接続できるインタフェースを備え、電子ズームやオンスクリーンディスプレイ(OSD)機能などを備え、普及モデルのカメラ高画素化、高機能化に十分対応できるとしている。

 各種ソフトウェアは従来のSH-Mobileシリーズと同じものが使用可能だ。パッケージは281ピンCSP(9×11×1.4ミリ、0.5ミリピンピッチ)。

 価格は1万個ロット時で1575円(税込み)。

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