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auの「GLOBAL PASSPORT」、エリアを米660都市に拡大
KDDIは4月22日、携帯電話の国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」で提携先を追加し、サービスエリアを拡大すると発表した。これで米国での利用可能エリアは合計660都市になる。
KDDIは4月22日、携帯電話の国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」で提携先を追加し、サービスエリアを拡大すると発表した。新たに米SprintPCS、米ALLTEL Communicationsとの間で、音声ローミングを開始する。
同社は従来、米Verizon Wirelessと相互協力して約400都市で音声ローミングサービスを提供してきた。今回、Sprintと相互協力することでマイアミなど192都市、ALLTELとの協力でタンパなど238都市を追加するほか、Verizonとのサービスでもサンアントニオ、ミルウォーキーなど10都市を追加する。各事業者の重複分を除くと、約260都市の追加になるという。
「米国での利用可能エリアは合計660都市で、アラスカ州を除くすべての州となる」(KDDI)。米国への通話料金は、従来と変わらず以下のとおり(価格はいずれも免税)。
種類 | 料金 |
---|---|
米国内通話 | 120円 |
日本への通話 | 210円 |
日本以外への国際通話 | 330円 |
ほかのグローバルパスポート対応機への通話 | 210円 |
米国で着信した場合 | 180円 |
KDDIはカナダでも、Telusとの相互協力により既に西部18都市で音声ローミングを開始している。今回、新たにオンタリオ州、ケベック州などの都市にエリアを拡大し、合計32都市での利用を可能にした。
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