テレビ付き携帯「V401T」、7つの新機能(3/3 ページ)
テレビ付き端末の2機種目として登場するのが東芝製の「V401T」。QVGA液晶対応や録画機能にも注目だが、ほかにも“外でテレビ”を快適に見るための工夫がこらされている。
初号機の「V601N」とどこが違う?
V601Nと異なるのは、閉じたまま音だけを聞くことが可能な点。「電車の中などでテレビを見ていて、混んできたら閉じて音だけを聞く、といった使い方ができる」。
ラジオやテレビの機能は、閉じたまま起動させられる。初期状態では下サイドキーの長押しがFMラジオの起動に割り当てられているが、テレビの起動に変更することも可能だ。
サブウィンドウでテレビを見ることはできないが、下サイドキーの長押しで選局、上サイドキーの長押しで終了、上下サイドキーの単押しで音量調整が行える。
「V401T」ならではのテレビ機能は?
テレビは視聴する地域によってチャンネルと局の割り当てが異なるため、使う場所によってはチャンネル設定を行う必要がある。V401Tでは「ステーション」情報と連動させて、簡単に設定を行えるようにしている(用語参照)。ステーションは、基地局と端末がやりとりする際に、端末の位置情報に基づいて情報を配信するサービスだ。
設定は「メニュー」-「チャンネル設定」-「メニュー」-「地域設定」から行うが、その先の地域を選ぶ際、ステーション情報を元に、当該地域にカーソルが当たるようになっている。あらかじめ設定しておかなくても、行った先で簡単にチャンネルを合わせられるのだ。
地域ごとのチャンネル設定は5つまで設定可能。会社、支店、自宅……などを設定しておいて、切り替えて使える。
テレビ視聴中の操作方法は?
テレビ視聴中は、上下法方向キーが音量調整、左右方向キーがチャンネル移動に割り当てられている。ダイヤルキーは、テレビのチャンネルと同じ数字に割り当てられ、押せばチャンネルを変えられる。
[文字]キーは、横表示切り替えで、押すと横向きのQVGA表示に切り替えが可能だ。
なおV401Tには、「V301T」や「V302T」同様に、使いすぎを防ぐリミットモードが搭載されている。この機能はテレビやラジオにも対応、視聴できない時間帯を設定可能だ。
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