続・お金払うから使わせてください!:Mobile Weekly Top10
個人的に、いまひとつ納得がいかないことがある。「許可のないコンセントでモバイル機器を充電すると、即窃盗罪」という問題だ。……そんなことを考えていたら、中国・上海の浦東空港で面白いものを見かけた。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
個人的に、いまひとつ納得がいかないことがある。許可されていないコンセントでモバイル機器を充電すると、即窃盗罪――という問題だ。それがたとえ1円相当の電力であっても、きっちり有罪になってしまう(らしい)。
前もって充電しておけと言われればそれまでだが、「ちょっとぐらいコンセントを使わせてくれても」と感じるユーザーも多いだろう。ITmediaでは過去に、この問題をめぐって岡田記者が主な交通機関・ファーストフード店の充電対応状況を調べたり(3月23日の記事参照)、記者Gが「お金払うから使わせてください!」と嘆いたりしている(4月15日の記事参照)。要は、街中でモバイル機器を充電できる場所が少ないのだ。
そんなことを考えていたら、先日出張で出かけた中国・上海の浦東空港にて下写真のようなものを発見した。
どうやらこれは、携帯電話用の「充電スタンド」のようだ。“1元充電5分”の文字が判読できるので、1元のコインを投入すれば5分充電できるのだろう。
1元といえば、日本円にして13〜14円程度。ちなみに中国では、日本とよく似たペットボトル入りの飲料が3元ほどで販売されている。金銭感覚として厳密なところは分からないが、それなりに“お手軽充電”できるスタンドといえるのではないだろうか。
日本でも、携帯を充電できる場所としてコンビニや携帯ショップなどがある(4月6日の記事参照)。しかし、駅や空港といったオープンな施設でも気軽に充電したいもの。この種の取り組みに好感を持つのは、記者だけではないだろう。
関連記事
- 出先でノートPCが電池切れ、“窃盗”せずに使えるコンセントはあるか?
出先でいかにノートPCの電源を確保するか――モバイルノートユーザーにとって深刻な問題だ。電源がピンチになったとき、電源コンセントを使ってもOKな駅や喫茶店はないか、探してみた。 - お金払うから使わせてください!
出張先で、PCのバッテリー切れという事態に陥った。勝手にコンセントを使えば“窃盗”になる。かといって、そのまま何もできない時間を過ごすのも腑に落ちない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.