デザイン携帯“欲しい”のはどれ?:Mobile Weekly Top10
KDDIに続き、ドコモもボーダフォンも“デザイン”を強調。ボーダフォンが披露したコンセプトモデル7種の「欲しい端末」はどれだったのだろうか?
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昨今の携帯電話のトレンドの1つは「デザイン」だ。KDDIは「INFOBAR」に代表される「au design project」、ドコモは「ドコモらしさ」を打ち破った「900iシリーズ」など各社がデザインに注力。そしてボーダフォンが打ち出したのが、「KOTO V303T」を第1弾とするデザインモデルだ(4月22日の記事参照)。
ITmedia Mobileでは、ボーダフォンが提示したコンセプトモデル7種のうち、「製品化してほしい端末」を読者に聞いてみた(4月22日の記事参照)。その結果が次の表だ。
意外(?)なことに、欲しい端末のトップを飾ったのは、財布のようなイメージで革を交換してコーディネートできる「Wallet」(4月22日の記事参照)。デザイン重視の昨今の消費者動向、そして単なる形ではなく、素材感などを重視するポイントを見事に押さえたということだろうか。
Walletに僅差の21%で2位となったのが「Digi・K」。ただし、こちらはデザインのコンセプトとしては他社にも似たものが多く、“2Mピクセルの光学ズーム”といったスペック重視派に受けた感は否めない。
意外に伸びなかったのは「Game」。ITmedia Mobileの読者層から照らし合わせると、いわゆるゲーム世代の購読も多いのだが、8%と低迷した。ゲーム機よりももっと未来的なデザインを──という印象は筆者も持った。
デザインといえば、ユーザーの間で不満が頻出しているのが「P900i」のカスタムジャケット。パナソニックの直販サイト「パナセンス」でも「現在入荷待ち」となっており、入手はかなり難しい状況だ。
特に人気なのが「ZEN」。「ZENと組み合わせたくて白のP900iを買ったのに、カスタムジャケットが売り切れで……」こういうユーザーは多い(4月6日の記事参照)。筆者もその一人だ。発売日にまだ残っていた「ピンクブロッサム」の最後の1枚を買えたのはまだ幸せなのかもしれない。
P900iといえば、サントリーとのコラボレーションモデル「ボス電」も注目品の1つ(3月10日の記事参照)。編集部でも、「3回応募したけど当たらない……」と嘆く記者も。ちなみに、オークションサイトではボス電バージョンP900iが出品されており、価格は3万5000円程度。当選者によると、商品が発送されるのは6月末だというから、ボス電を狙っている人はもし当選しても2カ月近くは使えないことを覚悟しよう。
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