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アステルのPHS、中部でも新規受付終了
中部テレコミュニケーション(CTC)は、アステルPHS電話サービスの新規申込受け付けを終了した。ほかの地域でも撤退が相次いでおり、ユーザー数の減少傾向に歯止めがかからないと判断した。
中部テレコミュニケーション(CTC)は、5月12日付けで、アステルPHS電話サービスの新規申込受け付けを終了した。将来的にはサービス自体を終了する。
同社の加入者数は、携帯電話サービスの低料金化、多機能化の影響を受けて減少傾向。2001年のピーク時には6万6500契約を記録したが、2004年4月末時点で5万1300契約にまで減少していた。
アステルブランドのPHSサービスはほかの地域でも撤退が相次いでおり(4月28日の記事参照)、全国サービスが維持できなくなる。このため同社は今後、ユーザー数の減少が拡大すると予想。事業の採算性が見込めないことから、サービス継続は困難と判断した。
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アステルPHSグループでサービス終了が相次いでいる。グループ契約者数の約半数を抱える関西地区のケイ・オプティコムも、サービス終了の方向で検討に入った。
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