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ボーダフォンの3G、人口カバー率99.6%へ
ボーダフォンは、3Gサービス「Vodafone Global Standard」の人口カバー率が、5月末には99.6%になる見込みだとアナウンスした。5月中に屋内外381カ所についてエリアの拡大や品質向上を図る。
ボーダフォンは、3Gサービス「Vodafone Global Standard」の人口カバー率が、5月末にも99.6%になる見込みだとアナウンスした。
5月中には、119カ所でサービスを拡大。240カ所で無線基地局の配置や増強などの品質向上対策を行い、屋内22カ所を新たにサービスエリアとする。
「2Gサービスの人口カバー率は99.9%。今年度はこれに近づけるべく、地下やビルなども含めて3次元的にエリア展開を行う計画」(ボーダフォン)。
3Gサービスは屋内利用が課題といわれているが、ボーダフォンはホテルやホール、デパートなど、大手商業施設を中心にエリア化を進める予定。地下鉄については、都営地下鉄駅のエリア化を進めており、東京メトロについても、「これから徐々に進める」としている。
なお、同じW-CDMA方式の3Gサービス「FOMA」を提供中のドコモは、4月末時点での全国の人口カバー率は99%(関東甲信越は99.9%)。地下鉄内での利用については現在、都営地下鉄4路線97駅、東京メトロ7路線43駅で利用可能だ。
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