5月31日時点で、NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」が400万契約を突破した。ドコモは2004年3月末の目標だった240万をクリアし、2005年3月末には1060万契約を目指す(5月7日の記事参照)。
400万契約の内訳としては、「半分弱くらいが900iシリーズ。今後も900iの割合を伸ばしていきたい」(iモード企画部のサービス戦略マーケティング担当主査増田智子氏)。
ドコモは6月1日、900iシリーズの夏モデルとなる「F900iT」「P900iV」「N900iS」を発表しており(6月1日の記事参照)、夏には非接触ICチップFeliCaを内蔵した900iCシリーズを投入する予定(3月24日の記事参照)。
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