FeliCaケータイはSO、P、SH、Fの4モデル
ドコモはFeliCaケータイ4モデルを発表した。130万画素カメラの「SO506iC」、195万画素カメラの「P506iC」、液晶部が回転する202万画素端末「SH506iC」、オートフォーカス128万画素カメラの「F900iC」の4機種。
ドコモは6月16日、FeliCa機能を搭載したiCシリーズ4モデルを発表した(6月16日の記事参照)。
ラインアップされるのは130万画素カメラの液晶回転型端末「SO506iC」、195万画素カメラの「P506iC」、液晶部が回転する202万画素端末「SH506iC」、オートフォーカス128万画素カメラの「F900iC」の4機種。7月上旬から発売される予定で、価格は従来機種なみ。
F900iCは、今回唯一のFOMA端末。指紋認証センサを装備するほか、他の人がFeliCaを使えないようにする「ICカードロック機能」を用意、プライバシーモードは、iアプリフォルダへのアクセス禁止設定も可能だ。オレンジ、レッド、チタンブラック、パープルシルバーの4色だ。
SO506iCは、バカンスローズ、エアリーベージュ、ソイルブラック、トロピカルターコイズの4色で展開。液晶部が回転する機構を備え、方向キーにはディスクジョグを採用するなど、SO505iSのボディデザインを踏襲している。端末は着せ替えにも対応する。
P506iCは、P505iSと同じフレックススタイルのボディデザインを採用。195万画素カメラにはストロボを装備。ブルーマルガリータ、ブラックトルネード、シルバーマティーニの3色が用意される。
SH506iSは、ボディデザインに回転液晶スタイルを採用。閉じたままでも使いやすいように、方向キーや決定キー、戻るキーが側面にも用意されている。カラーはメロウシルバー、スパークリングピンク、ブリリアントブラック。
- 主なスペック
端末 | SO506iC | P506iC | SH506iC | F900iC |
---|---|---|---|---|
サイズ(ミリ) | 50×106×28 | 50×111×26 | 49×103×26 | 51×104×26 |
重さ(グラム) | 140 | 128 | 136 | 129 |
カメラ | 130万画素 | 195万画素 | 202万画素 | 128万画素 |
ディスプレイ | 2.3インチQVGA | 2.4インチQVGA | 2.2インチQVGA | 2.4インチQVGA |
外部メモリ | メモリースティックDuo | miniSD | miniSD | miniSD |
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 特集:動き出すFeliCa携帯〜その全貌
ついに登場した“FeliCa”端末。携帯が財布代わりになる、定期券代わりになる、カギ代わりになる。ドコモが「今後5年間の主役」と位置付ける技術の、正体に迫る。 - コンセプトは「おサイフケータイ」〜“iC”シリーズ
ドコモが非接触ICチップ内蔵の携帯電話4機種を発表した。iモード企画部長の夏野氏は、iモードFeliCaを、「iモードに次ぐ、第3の波」と位置づける。「おサイフケータイ」というキャッチコピーを使い、普及を目指す。 - FeliCa携帯「506i」では“勝手FeliCa”も可能に
ドコモはFeliCa携帯を「506iシリーズ」や900iシリーズ複数機種で夏頃展開予定。iモード企画部長の夏野氏は、従来通りのセキュアなFeliCa利用のほかに、個人でも「パソリ」などを使ってFeliCaが利用できる「簡易サービス」向けの領域を用意していることを明かした。 - iモードFeliCaの7つの疑問
携帯電話がiモード登場に匹敵する変化を迎えようとしている。非接触ICチップ──FeliCaの搭載だ。ドコモは506iCや900iCシリーズで、携帯の新しい役割を模索していく考えだ。断片的な情報をまとめ、その可能性を探っていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.