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アプリックス、ドコモとFOMA向けJava環境を共同開発
Javaの実行環境にも標準化の波。FOMA向けに標準的な環境提供に向けて、アプリックスとドコモが共同開発を行う。
アプリックスは8月3日、FOMA向けJava実行環境をドコモと共同開発していくと発表した。これまでFOMA端末のJava環境はばらばらだったが、標準的な環境を開発することで、端末の開発工程を短縮するのが狙い。
組み込みJava環境大手のアプリックスは、既にボーダフォンともJava環境の共同開発を行っており、ボーダフォンのJava対応端末全機種に搭載されている。FOMA向けの共同開発では、FOMA全機種に標準環境が搭載されるかは未定。
FOMAでは端末開発の複雑化に伴い、各社が共通のソフトウェア部品を搭載する例が増えている。WebブラウザとしてはACCESSがFOMA向けにドコモと共同開発を行い、現行FOMAのそれぞれに搭載されている(2003年1月7日の記事参照)。
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