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アンテナの位置に工夫〜三洋電機のGSM/PHSデュアル端末TELECOM ASIA 2004

ITU TELECOM ASIA 2004の三洋電機ブースには、台湾で発売中のPHS/GSMのデュアル端末「PGD-G1000」が出展されている。デュアル待ち受け可能なのが特徴だ。

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 ITU TELECOM ASIA 2004の三洋電機ブースに出展されているのが、台湾で発売中のPHS/GSMのデュアル端末「PGD-G1000」(4月28日の記事参照)。GSMは900/1800MHzに対応し、デュアル待ち受けが可能。「ユーザーがPHSとGSMのサービス圏内にいた場合、PHS宛てにかかってきたらPHS、GSMにかかってきたらGSMで電話をとれる」(説明員)。切り替え用には専用のICが装備されているという。

 開発時の課題となったのは、1800MHzのGSMと1900MHzのPHSの周波数帯が近いため、雑音やノイズが発生する可能性が高い点。PGD-G1000ではPHSのアンテナを右側面、GSMのアンテナをヒンジ部と離れた場所に装備することで干渉を防いでいる。

 日本市場向けに開発・販売するかどうかは「ニーズを図りながら検討する」としている。

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