「N505iS」の牙城が陥落 〜「W21SA」「A1402S II」が好調:携帯販売ランキング(9月6日〜12日)
ついに、N505iSがドコモの1位の座を奪われた。代わってトップになった端末は? auのランキングも変動が激しいようだ。
9月4日に、FOMA版らくらくホンこと「F880iES」が全国で発売になった。ドコモのトップ10に食い込めるか。auの新機種「A1402S II」が、どこまでランクを上げられるかにも注目だ。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
ついに――というべきか。永らくドコモのランキング首位の座にいた「N505iS」が、トップを明け渡した。代わって1位になったのは、「P900i」(右写真)。3位も「P505iS」が占めており、“N”派閥と“P”派閥の勢力争いでは、Pが一歩リードしたといったところ。
そのほかは、大きな変化はなし。らくらくホンの「F672i」が4位にランクを上げたが、注目のF880iESは今週は圏外だった。もっとも、らくらくホンのような機種は息が長いだけに、今後ジワジワ順位を上げる可能性もある。
auの順位が、活発に動いている。トップこそ先週と同じ「A5503SA」だが、2位には「W21SA」が入った。このところ、「WIN+BREW」のW21xシリーズの人気は「1位:W21S、2位:W21SA、3位:W21K」という図式が出来上がっていたが、これを打ち破った。
先週2位だった「A1402S」(左写真)は、7位に急落。もっとも、この理由はある程度推測できるかもしれない。入れ替わりに、A1402S IIが5位へと躍進しているのだ。この2機種間で、パイの食い合いが生じている可能性がある。
ちなみに、ドコモの「N900i」と「N900iS」はいまだに仲良くトップ10入りしている。A1402SとA1402S IIも、同様の関係を築けるだろうか。
ツーカーは相変わらず大きな変化なし。1位、2位が入れ替わったほか、3、4、5位が入れ替わったりしているが、トップ10の顔ぶれは同じままだ。
3位に上がった「TK40」は、折りたたみながら84グラムの軽量を実現した端末。プリケ―セット対応のTK40も、5位にランクインするなど人気だ。4位には骨伝導携帯こと「TS41」(右写真)がランクイン。このあたりが「2番手集団」なのだが、1位を脅かすには至っていない。
ボーダフォンは、上位陣が安泰。1〜4位が先週と同じだ。「V402SH」は、これで3週連続トップを獲得。
その下を見ると、比較的下位に甘んじていた端末が順位を上げている。6位の「V302T」(左写真)は、携帯の外側が7色に光る「ルミナスライト」を搭載した端末。先週10位からランクを上げた。8位にはVGS端末「V801SA」が、先週11位からランクアップ。また10位の「V401SA」も、先週12位からトップ10圏内に飛び込んでいる。
ドコモが253iシリーズを発表したが、発売時期は10月以降になる予定。9月中は、この顔ぶれがしのぎを削ることになりそうだ。
関連記事
- A1402S IIが早速ランクイン〜V402SHは「V2」達成(8月30日〜9月5日)
auは、「A1402S」のセカンドモデルとなる「A1402S II」がトップ10入り。ボーダフォンのランキングも、活発に動いている。 - V402SHが躍進、その理由は? 〜市場価格調査も(8月23日〜8月29日)
ボーダフォンのランキングに異変が。トップは、V601SHでもV602SHでもない端末となった。今週は、ITmedia編集部独自の価格調査も行ったので、それも紹介したい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.