米Texas InstrumentsとQualcommがライセンス契約をめぐって争っていた訴訟で、TI側に実質的な契約違反はなかったと認める判断をデラウェア州衡平法裁判所が下したと、TIが10月6日発表した。
TIの発表によれば、同裁判所は今回の決定に先立ち7月にも、TIに契約違反があったと主張していたQualcommの別の訴えを退けている。
今回の決定により、両社間で争っていた訴訟はすべて決着することになり、クロスライセンス契約に基づく両社のライセンス権は引き続き効力を持つとITは指摘している。
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