携帯の顧客満足度の1位はシャープ、2位に三洋電機、3位がカシオ。J.D.パワー アジア・パシフィックの調査で、こんな結果が明らかになった。
シャープ〜ディスプレイ、メール、カメラでトップ
調査によると、携帯電話の満足度を構成する要素は7つ。うち、サイズ/デザインが50%を占め、以下バッテリー、メール機能、ディスプレイと続いた。
この7要素で、すべて平均を上回ったのがシャープだ。特に「ディスプレイ」「メール機能」「カメラ機能」においては、11社中トップだった。「液晶の性能に優れ、カメラ機能で先行したシャープの強みが現れている」(J.D.パワー)。
2位には三洋電機が入った。「サイズ/デザイン」と「バッテリー」において11社中最高評価を得ている。特に、au向け端末ではトップに立った。
3位のカシオは「ディスプレイ」「バッテリー」以外の5項目で平均を上回った。特に「カメラ機能」の評価が平均に対して高かった。また「メール機能」「カメラ機能」については、au向けメーカーの中で最高評価を得ている。
4位以降は、NEC、パナソニック、日立、三菱電機と続いた。
今回の調査は、携帯電話を1年以内に購入したユーザーを対象に、端末メーカーに対する顧客満足度を分析したもの。2004年8月に実施し、3508人から回答を得た。
関連記事
- 「パナソニック」「NEC」が携帯2大ブランド
C-NEWSの調査によれば、「パナソニック」と「NEC」の2社がブランド力のある携帯電話端末メーカーという結果に。また、端末購入・買い替え予定者の6割強が「メーカーにこだわる」と回答した。 - 2004年の国内携帯電話市場は前年比マイナス予測に
ガートナーによれば、2004年の国内携帯電話端末市場は、カメラ付き携帯電話端末人気で盛り上がった前年に比べ苦いものになりそうだ。 - 顧客満足度でauがドコモを逆転〜J.D.パワー調査
地域別に行われた個人携帯ユーザーの満足度調査で、auがドコモを逆転した。auは「通信品質・エリア」、ドコモは「非音声機能・サービス」が高評価。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.