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Suicaがファミリーマートで本格展開、1000店規模に
2004年秋以降、28店舗で先行導入していたが、好評だったことをうけて2005年度内に1000店舗規模に導入するという。
JR東日本は1月19日、Suicaの電子マネー機能を利用できるファミリーマート店舗を本格拡大すると発表した。現在は28店舗で利用可能だが、2005年9月以降にエリア拡大を加速し、2005年度内に1000店舗規模に導入する計画。
ファミリーマートでは、2004年9月28日から大宮〜浦和エリアで一部先行導入を始めていた。ユーザーからの反応が良好だったことから、本格導入を決めた。店舗によっては、来客数の5%を超えるユーザーがSuicaで買い物を行っているという。
ファミリーマートは、2004年12月末時点で国内に6294の店舗を持つ。2004年夏頃には、「2005年以降に首都圏と仙台市周辺の約2800店舗に本格導入する」ことがアナウンスされていた(2004年7月6日の記事参照)。
Suicaは2004年末時点で、約1024万枚を発行している。うち電子マネー対応カードは約509万枚。これまでに約700の店舗で電子マネー機能導入を進めており(2004年9月8日の記事参照)、ファミリーマートへの本格導入でさらに利用エリアを拡大することになる。
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