セキュリティ重視のフレンドリーデザイン「A5509T」
KDDIは2月上旬から、セキュリティ関連機能を充実させた「A5509T」を発売する。2.4インチQVGA液晶と130万画素カメラを搭載した「フレンドリーデザイン」端末。
KDDIは2月上旬から、セキュリティ関連機能を充実させた「A5509T」を発売すると発表した。2.4インチQVGA液晶と130万画素カメラを搭載しており、デザイン性や楽しさにこだわった「フレンドリーデザイン」対応端末となる。
重要なデータや履歴などを保護する「セキュリティモード」を搭載したのが特徴。10人まで「セキュリティメンバー」に登録可能で、該当するユーザーのアドレス帳データ、送受信メールや発着信履歴、受信データなどは通常モードでは一切表示しない。また、セキュリティメンバーからの着信やメール受信も通知しない。
他人に見せたくない画像やムービーは、「セキュリティフォルダ」に移動可能。通常モードではフォルダが表示されないため、セキュアだという。
ほかに、子供に使わせる場合など利用シーンにあわせた「制限モード」を備える。電話発着信、eメール送受信を「許可メンバー」やアドレス帳登録者のみと行えるよう制限できるほか、EZweb接続やEZアプリ(BREW)の使用を禁止することが可能。
“使用を禁止する時間帯”も設定できる。使用禁止時間帯には、許可メンバー以外への電話発着信、メールの送信、EZweb接続などを個別に許可する仕組み。1カ月あたりの発信通話時間やメール送信件数を制限する、使いすぎ防止機能も搭載。これらの機能は、法人ユーザーが従業員を管理することにも使えるという。
カメラ機能も充実
カメラは130万画素で、「切り出しズーム」「拡大表示機能」など編集機能の充実を図った。撮影した画像を利用しスタンプ、フレームを作成できる「画像合成工房」をプリセットするほか、2枚の画像を動きのある画像のように合成、変形できるモーフィングアプリ「変身!モーフィー」を備える。
データフォルダは20Mバイトで、EZアプリ(BREW)用に約5Mバイトの格納エリアも用意した。最長3時間のボイスレコーダ機能を搭載するほか、フレンドリーデザインに対応しており、最大44ドットの「でか文字」、20ファイの大型スピーカーが実現する「でか受話音」、ふくらみがあって押しやすい「でかキー」といった特徴も備える。
アドレス帳や画像などをEZwebの専用サーバに保存できる、「EZメモリーポケット」をプリインストールした。目的別にメニューを分けたタブ風のインタフェースを採用したほか、一度にアップできる最大容量を3Mバイトに拡大するなど、強化されているという。
製品名 | A5509T |
---|---|
サイズ | 約50×98×26ミリ |
重さ | 約113グラム |
連続通話時間 | 約180分 |
連続待受時間 | 約270時間 |
カラー | ミモザイエロー/リリーホワイト/デイジーブルー |
液晶 | メイン:約2.4インチQVGA 26万色TFT液晶、サブ:約1.1インチ112×112ピクセル 6万5000色TFCC液晶 |
カメラ | 有効画素数130万画素CMOSカメラ |
データ容量 | 約20Mバイト |
BREWデータフォルダ | 約5Mバイト |
外部メモリ | なし |
文字入力 | Mobile Rupo |
EZムービー | ○ |
EZ「着うた」 | ○ |
EZナビウォーク | ○ |
EZアプリ | BREW |
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