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色は悪くないがエッジの甘さが気になる〜「N901iC」ケータイカメラ画質研究ラボ(2/3 ページ)

100万画素のスーパーCCDハニカムを搭載した「N901iC」。エッジが甘い点は気になるが、新たに搭載された自動補正のコンセプトを評価したい。

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 撮影条件がよければ、自動補正しなくてもそれなりの絵が撮れるので、補正があまりかからなかったのだろう。この場合は自動補正をオンにしたほうが微妙にメリハリがついているという程度だ。

 ちなみにEXILIMの絵はやや青みが強く出てしまったが、シャープで鮮やか。特に見た目の印象が大きく違うのはディテールの描写とそのシャープさといっていいだろう。

 続いてあずまやだ。

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 左が風景モードで自動補正オフ、右が風景モードで自動補正オン

 こちらも自動補正による差はほとんどない。絵としては全体に「シャキッ」という印象が欲しいところだ。

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 左が風景モードで自動補正オン、右がEXILIM S20

 ここで再びEXILIM。こうして比べると、発色はN901iCのほうがナチュラルだが(EXILIMはちょっと青みが強い)、ディテールが弱いのが分かる。

 マクロモードの作例も見てみよう。

 クローズアップモード

 自動補正はオンで撮影した。色はきれいでリアルだが、ディテールがやや甘く見えるのが残念なところだ。

 青空も見ておこう。

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 左が風景モードで自動補正オフ、右が風景モードで自動補正オン

 このように条件がいいところでは、実にきれいに色が出る。この柔らかい感じは特徴といってよさそうだ。これは自動補正オンとオフの差がちょっと出た。自動補正をオンにしたほうがちょっと中間調が持ち上がって全体に爽やかなイメージになっている。なかなかのできだ。

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