360度回転ヒンジのテレビ携帯「V603T」、19日から発売

テレビを見るために生まれた“360度回転ヒンジ”の「V603T」が、関東・甲信で19日から店頭に並ぶ。

[ITmedia]

　ボーダフォンは、アナログテレビとFMラジオチューナーを内蔵した東芝製端末「V603T」（1月31日の記事参照）を19日から順次発売する。ある都内量販店の予価は1万5800円（新規の価格、ITmedia調べ）。

　ツートンカラーの「V603T」。ボディにはアルミ調の塗装が施されている。ボディカラーはブラック＆シルバー、ピンク＆ピンク、ネイビー＆グリーンの3色

　関東・甲信エリアで19日から発売。ブラック＆シルバーが先行発売され、来週にはピンク＆ピンク、3月にネイビー＆グリーンが登場するという。ほかのエリアについては24日から26日にかけて順次販売開始され、関東・甲信エリア同様、ブラック＆シルバーが先行して登場する。

　V603Tは、パケット通信に対応したPDC端末。テレビの閲覧にフォーカスした端末で、液晶部分が360度回転する独特の機構を備えている。

　一般的な折りたたみ端末のように開いた状態でヒンジ部にあるボタンを押すと、液晶部が“えびぞる”ように回転し、コンパクトな形になる。このとき、上面に液晶画面、底面にダイヤルキーがくる仕様だ。

　テレビ番組の録画や静止画キャプチャにも対応。製品には巻き取り式のイヤホンアンテナが付属する。

　2004年夏モデルからの新機能となる着うたや256KアプリVer.2、ムービー変装、ケータイカラオケ　V-karaなどの機能に対応。端末とテレビを付属のケーブルでつなげば、撮った写真やムービーをテレビの大画面に映すことが可能だ。ほかにも着うたプレイヤーや音声認識対応の「くーまん」、国語・和英・英和辞書機能も搭載している。