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CMOS搭載機としては、なかなかの画質〜「F700i」ケータイカメラ画質研究ラボ(2/3 ページ)

FOMAの普及機に位置づけられた700iシリーズの先陣を切って登場した「F700i」。CCDカメラの画質の良さには定評がある富士通端末だが、CMOSカメラの実力は。

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 基本的な画像のテイストは似ているが、F900iTのほうがシャープでディテールがはっきりしており(その代わり青空のノイズもちょっと目立っている)、全体にメリハリがある。対するF700iは、ソフトフォーカスがかかったようにほわっとしていて、よくいえば柔らかい絵、悪くいえばメリハリがない。しかし色のバランスはどちらもしっかりしており、悪くない出来だ。

 F700iで黄色い象のすべり台を撮影

 まずは黄色い象のすべり台を縦位置で。空の色がいまひとつ不自然ではあるが、色はしっかり出ていて悪くない写りだ。

 次はあずま屋。こちらはカシオのEXILIM S20と並べて比べてみよう。どちらも縦位置で撮っている。

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 左はF700i、右がEXILIM S20

 やはりディテールの鮮明さではEXILIM S20にかなわず、もやっとしたソフトフォーカスっぽい感じは残ってしまった。それ以外は悪くない写りだ。

 青空にはやはり、カメラ付き携帯っぽさが出てしまった。

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 左はF700i、右がEXILIM S20

 白さや青さ、コントラストでEXILIM S20のほうが上。F700iもCMOSセンサーのカメラ付き携帯としては悪くない、というかむしろいいほうだ。このくらい撮れるなら、あとは手動で明るさをちょっと調整したり逆光モードを使うなどでフォローできるだろう。

 ほかの富士通端末同様、最高画像サイズ時でも2倍までのデジタルズームが使える。

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 左は標準、右はズームで撮影

 さすがにディテールはもやっとするが、それなりに大きく撮れるのは面白い。

 最後はマクロの作例だ。

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 マクロモードで撮影

 マクロモードをオンにすると、けっこう近くまでピントが合う。

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