シャープは、ビジネスに役立つ各種ツールを搭載したザウルス「SL-C1000」を、3月18日に発売する。価格はオープンプライスで、市場予想価格は5万円前後。
ビジネスツールを搭載したザウルス「SL-C1000」
SL-C1000は、Linux OSを搭載したPDA。CPUはIntelのPXA270/416MHzを装備、VGA解像度に対応した3.7型6万5536色TFT液晶を備える。前モデルの「SL-C3000」(2004年10月の記事参照)に装備されたHDDは搭載されず、128Mバイトのフラッシュメモリを採用した。
「データベース」や「乗換案内」、表計算とワープロのテンプレートを各10種類用意するなど、ビジネスに役立つツールを搭載しているのが特徴となる。
製品名 | SL-C1000 | SL-C3000(上位モデル) |
OS | Linux(Lineo uLinux) | |
CPU | Intel XScale PXA270/416MHz | |
本体メモリ | 128Mバイトフラッシュメモリ | Flash ROM 16Mバイト/RAM 64Mバイト |
HDD | - | 4Gバイト |
液晶 | 640×480ピクセル、3.7型6万5536色表示透過型システム液晶 | |
I/Oインタフェース | SDカードスロット×1、Type II CFカードスロット×1、USBポート、IrDA方式の赤外線ポート | |
サイズ | 124×87×25ミリ | |
重さ | 約278グラム | 約298グラム |
価格 | 5万円前後 | 約8万円前後 |
発売日 | 3月18日 | 発売中 |
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