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W22SAから暗所の性能が向上〜W31SAケータイカメラ画質研究ラボ(2/4 ページ)

四角いスライド式端末「W31SA」は、液晶モニタが常時見えているカメラ付き携帯としては“おいしい”形。CMOSを採用した点が気になるが、画質は向上したか?

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 フォトサイズはケータイサイズ、壁紙サイズ(QVGA)、VGAサイズ、SXGAサイズ(1280×960)の4通りとシンプルだが、セルフタイマーは2秒/5秒/10秒と3パターンもあるし、シーンセレクトも標準に加えて、風景、人物、夜景、逆光と合計5つ。逆光が別途用意されているのは便利だ。

 ホワイトバランスも、蛍光灯に昼白色と昼光色の2パターンが用意されている。また特殊効果として、グリーンやレッドといった特定色のモノクロやソラリゼーション、美白、ポスター風などけっこうパターンも多い。

Photo
(左)メニューはシンプル。ホワイトバランスなどは2ページめにある(右)シーンモードは5種類。逆光が別途用意されているのは便利

 ただ撮影から保存し終わるまでの時間はちょっと長い。AFに1〜2秒。撮影終了から保存画面になるまで約4秒。保存に2秒という感じだ。とはいえ基本的な作業はすべて閉じたまま行えるし、横位置で持って撮るときは四角いボディはなかなか使いやすく、気軽に撮るにはいい端末だ。

Photo
(左)メニューから特殊効果を選ぶと、効果がかかった状態のプレビューを見ながら選べる(右)VGAとSXGA時は横向きになるが、画面表示やメニューは縦方向のまま。これに慣れる必要がある

 気になるのはCMOSセンサーの画質である。

屋外編

 では黄色い象のすべり台から、カシオの「EXILIM S20」のSXGAモードの画像と比較しつつ見ていこう。

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 晴天とは言い難かったが、薄く日が差したときを見計らって撮影。空はかろうじて青さを残しているが、CMOSセンサーだけあっていまひとつ色のノリはよくない。ちょっと前のCMOSセンサーっぽい絵といってよさそうだ。前モデルのW22SA(2004年12月21日の記事参照)と大きな差はない。

 次はあずま屋。

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 どうしてもこの色気のなさ、色のくすみが気になる。葉っぱはかろうじて緑色だが、あるところから急に色が抜けているようすでやや残念。

 続いて空。

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